キセキレイがやって来た！ [生活]
2012年3月26日（月）
朝零度、一日、雪、晴れの繰り返し。
今日は休業日なので、作業をすることにした。
僕は除雪ででこぼこになった庭を、山土で整備した。
天気は、ころころ変わる。
すごい吹雪になったかと思うと、いつの間にか日がさしている。
が、また、雪が舞う。
庭や向かいの木々は、すっかり雪の花を満開にしている。
桐の木馬が、なんか生き物のような雰囲気を漂わせている。
妻は、店内の片づけをした。
今日で、妻のアップリケも店じまいなのである。
3月31日（土）からは、林さんの裂き織り展「裂き織り日和」が始まる。
店内がどんな雰囲気に変わるのか、楽しみである。
昼食で一休みしていたら、珍しくキセキレイがテラスに訪ねてきた。
「おい、庭の整備をしっかりしろよ！」って言ってるみたいな気がして
笑えてくる。
で、庭の整備もしっかりした。
積雪で痛んだポロのお墓も補修した。
妻がお墓の周りに花を植えてくれた。
奴もほっこりして、喜んでるようである。
で、今日の作業は完了。
家路についた。
晴耕雨読の日！ [生活]
2012年3月24日（土）
朝5度、朝大雨、午後曇り。
暖かい朝だったので、大雨なんだろうが、
これが寒かったら大雪になっていたろうと思う。
昨年の日記を見ていたら、3月26日にブルで除雪していた。
天気予報では、明日は寒くなるというので雪らしい。
先日、英語の勉強のために、kaze日記を英訳しようと思い立った。
で、日記をプリントアウトして、妻とそれぞれに始めた。
電子辞書を片手に、始めるとだんだん面白くなり、やめられない。
お互いに訳文を披露し合う。
これがまた、面白い。
表現が全く違うのだ。
僕の訳は、叙実的で妻の訳より文章が長い。
反対に妻の訳は会話的で軽快な気がするのだ。
英語圏の人だったら、妻の訳に近い表現をするのではと思った。
妻の方が僕より沢山英語の作品を読んでいるからだと思う。
雨が上がると、妻は何を思ったか急に畑作業を始めた。
ススキの根っこを掘り起こすんだという。
その姿を窓越しに眺めていたが、なんか可笑しい！
麦藁帽にマスク、エプロンの上からコート、だぶだぶのズボン、白の長靴、
なんとも可笑しい出で立ちである。
桑を振るう動作が、これまた子どもっぽい。
まるで漫画を見てるようである。
とはいえ、この年になって、初めて鍬を使う彼女にとっては、
無理もないことかもしれない。
まあ、楽しんでるんだから良いようなものだけど・・・・
おかげで僕も楽しませてもらった。
晴耕雨読の日でした。
二人とも疲れてヘロヘロ！ [生活]
2012年3月21日（水）
朝零度、快晴。
庭に出て、空を見上げると、雲ひとつない！
絶好の作業日よりである。
朝日が当たると昨夜の雪も、あっという間に解けてしまった。
向かいの山には、名残雪！
今日は、鹿除け網をkazeの庭全体に設置しなおす作業をした。
途中で妻が、疲れたから、もうやめたらどうかと言ったけど
これだけは、仕上げない限り鹿は入ってくるので、やめられない。
で、夕暮れ時にやっと完成！
二人とも、疲れてヘロヘロ！
全くお疲れの一日だった。
確定申告をかねた散策 [生活]
2012年3月14日（水）
朝から京都はいい天気！
今日は、確定申告書を提出するために税務署へ出かけた。
妻と二人、うらうらとして明るい道を歩いて吉田山を越えていった。
沿道の民家には、鉢植えの花が鮮やかに咲いている。
梅の花も今満開である。
吉田山荘の垣根の馬酔木も満開だ。
ガレージでは、猫ちゃんが日なたぼっこ！
寺院の庭にも首を突っ込んでみた。
税務署に申告書を提出した後、
妻が借りたい本があるというので、図書館まで足を伸ばす。
京都会館の公園で、お茶タイム。
図書館は妻だけが行き、僕は図書館前のベンチで日向ぼっこ
ふと見ると、なんと二宮先生が本を読んでた。
小学校時代以来の再会である。
が、もう、柴は背負っていなかった（笑）
もっぱら読書に夢中なのだ！
帰りは平安神宮の前を東に向かって歩く。
日陰に咲いた一輪の赤い花。
「かわいいねえ！」と妻に言ったら
「かわいくない」という返事が返ってきてびっくりした！
古いが綺麗な町屋の前を抜け、黒谷さんへ向かう。
堂々とした御影堂は、人影もなく、たたずんでいた。
が、1人たたずんでいるのは、妻の勇姿（笑）
建物の軒下では、南天が日を浴びて、赤く輝いていた。
吉田山に続くアップ・ダウンの道を横目に、のんびりと歩く。
極楽寺の庭の梅も満開！
東北院の梅も細々ながら満開！
ここでも南天が目に染みる。
暖かな日差しの中をのんびりと歩いていると、
ロバート・ブラウニングの詩「春の朝」が脳裏に浮かんでくる。
Pippa's Song
春 の 朝
Robert Browning
訳：上田 敏
The year's at the spring
時は春、
And day's at the morn;
日は朝（あした）、
Morning's at seven;
朝（あした）は七時、
The hill‐side's dew‐pearled;
片岡（かたをか）に露みちて、
The lark's on the wing;
揚雲雀（あげひばり）なのりいで、
The snail's on the thorn;
蝸牛（かたつむり）枝に這（は）ひ、
God's in his heaven ―
神、そらに知ろしめす。
All's right with the world!
すべて世は事も無し。
楽しみが増えた！ [生活]
2012年3月10日（土）
朝2度、曇りのち小雨。
今週は暖かな日があったので、積雪も大分溶けて、
少し春の気配を感じる。
浮き浮きした気分になりたいところであるが、
鹿のおかげで暗澹たる気分にさせられた。
昨日、kazeに来て見ると、玄関脇の花壇や玄関の踊り場においていた
鉢植えの植物が、見事に姿を消していた。
鹿がやってきて、根こそぎ食べていったのだ。
桑の木の根元の花壇には、これ見よがしに鹿の糞がいっぱい。
ここも青いものは、すべて食い尽くしている。
雪が溶けたら、早速やってきたのだ。
が、鹿除け網は、まだほとんどが雪の下で眠っている。
まきストーブで、焼き芋をした妻が、それを食べすぎて
腹ごなしにと、畑の中の鹿除け網の掘り出し作業を始めた。
厨房から、その姿を眺めていると、なぜか可笑しくて笑えてくる。
最近妻は、まきストーブの灰で焼き芋を作るのを楽しみにしている。
僕はあまり好きでないので、食べない。
その分が、来客におすそ分けされているのだ。
まあ、楽しみが増えるということは、いいことだと思う。
楽しんでいる妻の姿を眺めているのも、また、楽しいのだ。
楽しい一日だった！ [生活]
2012年3月1日（木）
友人と3人でkazeに出かけた。
天気も良くて、庭の雪も大分溶けていた。
残雪の上には、動物の足跡が、あちこちにあった。
彼らも天気に誘われて、やって来たようである。
友人がテラスの除雪を手伝ってくれた。
まきストーブに火を入れ、楽しい昼食会。
午後は、友人はピアノの練習！
そのピアノを聴きながら僕は庭の手入れ。
妻は厨房の仕事。
玄関に鉢植えの桜が置いてあった。
手紙が添えられていた。
先々週の日曜日の夕方5時ごろに3人で来店された方からである。
帰るときにウエルカムロードがすでに凍てついていて、
車がスリップして、みんなで大騒ぎして、やっと脱出できたのである。
大阪まで無事に帰れたのだろうかと心配していたが、
どうやら無事に帰れたようである。一安心した。
そのときの御礼の桜である。律儀な方だ。
気を使っていただいて有難うございます。
外で作業していると、体がホカホカしてきて、暑いくらいだ。
なんだか、春の気配を感じる。
3人それぞれ別のことをしてるのだけど、なんだか楽しい雰囲気になる。
コーヒーブレイクでは、楽しい会話で盛り上がる。
夕方、帰宅した。
楽しい一日だった。
天気予報に騙された気分！ [生活]
2011年12月24日（土）
朝マイナス2度、曇りのち晴れ！
今夜から大雪だというので、雪対策の作業をすることにした。
鹿対策ではりめぐらした、鹿除け網を外す。
これで鹿がkazeに自由に出入りできるのが悔しいが、網を外さないと
雪のために壊れてしまう可能性があるのだ。
植木にも添え木をして、雪で折れないように保護もしなければならない。
こまごまとした作業も沢山あるのだ。
さて作業にかかろうとしていたら、名村さんがやってきた。
彼女がいうには、電話して聞こうかと思ったけど、
休業しましたと言われたんでは、まずいので、電話しないで来たというのだ。
僕らの行動をお見通しのようである。
で、モーニングの注文！
僕らもコーヒーを飲みながら、名村さんと愉快な会話で盛り上がった。
彼女が別荘に出かけていくと、僕らは作業開始。
ところが、作業をしていたら、空は晴れてきた！！
なんか天気予報に騙された気分！
が、いまさらである。
僕らの予定の変更はない！
3時ごろ、裏で作業してたら名村さんがひょっこり現れた。
玄関に鍵がかかっていたんでという。
で、ティータイムにすることにした。
ぜんざいとコーヒーで休んでいたら、それを知ってたかのように
長岡さんご夫妻が来店。
で、5人のティータイムとなった。
その後、店内の片づけをして、kazeにさよならを告げた。
今夜は、自宅でクリスマス･イブを娘たちとする予定である。
ただものではない！ [生活]
2011年12月4日（日）
朝5度、雨、時々晴れ！
西京区に住んでいるというご婦人が本「ポロ」を買ってくださった。
やはり、嬉しい気分になる。
嬉しい気分といえば、昨日の名村さんを思い出す。
昨日の朝名村さん、梅本夫妻と楽しい話をして、
名村さんは別荘に出かけていった。
その後、梅本夫妻が名村さんでどんな人だと聞く。
彼らは名村さんを「ただものではない人に思える。お近づきになりたい」と
言うのである。
僕らも名村さんを「ただものではない」と思っていたが・・・・
その名村さんが夕方、帰り道に、再び来店。
別荘で落ち葉を集めていたら、すごく幸せな気分になるというのである。
その気持ちがなんとなく僕にも理解できる。
というのも、僕が中学生の時、生家に鐘楼が完成した。
寺院の鐘楼といえば、一般的には4本柱の瓦屋根の建物だけど
わが生家の鐘楼は、父の発案で、鉄筋コンクリート製の白亜の建物で
柱が6本あり、その柱も上の方が大きな柱なのである。
それが、裏山に建設された。
鐘楼の周りは、切り開かれて庭になっている。
が、周囲は木々で覆われているので、晩秋には落ち葉で一杯になる。
で、両親から掃除を任された。
大量の落ち葉を一箇所に集めて、燃やすのだ。
綺麗になった庭、立ち上る煙！
作業が済んで、それらを眺めていると、
すごく満たされた気分になるのである。
不思議だけど部屋の掃除とはちょっと違った喜びを感じるのだ。
名村さんは、仕事では和服姿らしいけど、
それ以外は、ジーパン姿？
「このジーパン45年前から使ってる」という。
でも、型崩れもしてないし、擦り切れてもいない。
妻は、45年間変わらない体型にびっくり！
やはりただものではないが
妻は「ただ者ではない」
僕は「ただ物ではない」と思ったのだ。
初めてのダウン [生活]
2011年11月19日（土）
朝10度、一日雨が降る。
何とか開店したが、僕は風邪ですこぶる体調がよくない。
昨夜、体に震えが来たのだ。
34歳のときにひどい肺炎を起こしたことがあり、
その時のことが思い出されて、心配になった。
で、お店は妻に任せて、一日布団の中で過ごした。
幸い、雨で来客も少なく、事なきを得た。
夕方、少し体調もよくなり、震えも来なくなったのでホッした。
開業して、病気で休んだ初めてのことである。
天気も気分も爽やか！ [生活]
2011年9月27日（火）
朝14度、快晴！
テラスで朝食をする。
雲ひとつさえない青空を飛行機が飛んでいく。
地上では朝からトンビがにぎやかに鳴いている。
一羽かと思ったら二羽、
それぞれ近くの電柱にとまって、鳴きあっているのだ。
求愛をしてるのかな？
で、下手な口笛を鳴らしたら、急に鳴きやんだ。
しかし、しばらくすると、またピーヒョロロと鳴き始める。
二羽とも、電柱から動く気配は全く無い！
朝食を済ませて、僕は庭の草刈を始めた。
今日は一日草刈作業日。
作業をしていると、少し汗ばむが、
それがまたなぜか心地良いのである。
夏の暑さの中での汗とは全く違うのだ。
湿度がすごく低いせいなのだと思う。
汗がすぐ引いていくのである。
何か充実感というか、生きてる心地良さを感じる。
妻は、洗濯物や寝具を干したり、片付けなどに精出している。
赤とんぼが、「なにしてるの？」って感じでやって来た。
５時のサイレンがなる頃、草刈も完了！
気分も爽やかになる一日だった！
＜お知らせ＞
（１）来る10月17日（月）と10月22日（土）～24日（月）の営業日は、臨時休業をいたします。
（２）水彩スケッチ”里の風”展は、好評のため期間を10月31日まで延長します。
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