みなさん長い間おつきあいいただきありがとうございました!
kaze日記は、ここでひとまず終わりといたします。
別れは今のところ出来ないので
当分は、このまま過ごしますのでよろしくお願いします。
新しいブログを立ち上げました。
『風のささやき』というブログです。
内容は、その時々のいろんな想いを綴っていきたいと思います。
少し趣は変わりましが、写真と随想と中心に考えています。
kaze日記同様にお付き合いくだされば幸いです。
最後に本当にありがとうございました!
拝
]]>この日、Kazeは、新しい持ち主の方に手渡されました。
後ろ髪引かれる思いで別れをしました。
これからは、新しい持ち主にかわいがられて、元気で新しい歴史を
刻んでいくことでしょう!
14年間私たちを楽しませてくれてありがとう!
そして、ここを訪れ、愛でてくださった方々にもありがとう!
名残は尽きませんが、kaze日記も、ここで終わりといたします。
お別れにテラスに落し文がありました!
Kazeから私たちへの落し文です。
ありがとう!
向かいの山には、山桜も満開!
庭では、コブシの花も満開!
タンポポまでも
チューリップも花をつけていた。
もちろん水仙も花盛り
夕方帰るときには、花道が出来ていた!!!
kazeが花道を作って、僕らを見送ってくれるって、味なことしてくれた!!!
ありがとう!
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今日は、福井県の福井地方裁判所で高浜原発3、4号機運転差止仮処分
申し立ての決定が出るということで、朝から雨の中福井市に向かった。
到着すると裁判所の前では、もう大勢の人が押しかけていた。
午後2時頃、申立人や弁護士が裁判所から出てきた。
その顔は、笑顔、vサイン。
それで申立人の意向が認められたのだということがわかった。
仮処分が認められると、即刻再稼働の作業は、出来ないことになるのだ。
高浜原発3・4号機運転差止仮処分の申し立てについて、
申し立て人の主張が認められました。
高浜原発は稼働できません。
1 高浜発電所3号機及び4号機の原子炉を運転してはならない。
2 申し立て費用は債務者の負担とする(債務者とは関電の事)
画期的な出来事である。
裁判所前での報告がおわり、3時から福井県国際交流会館のホールで
記者会見と報告会が開かれた。
高浜原発3・4号機運転差止仮処分命令を受けての弁護団声明
高浜原発3・4号機運転差止仮処分命令(趣旨)
http://adieunpp.com/karisasitome/150414decabstract.pdf
高浜原発3・4号機運転差止仮処分命令(全文)
http://adieunpp.com/karisasitome/150414decision.pdf
東京新聞社説国民を守る司法判断だ 高浜原発「差し止め」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015041502000122.html
ところで自宅の庭では、大好きなボケの花が満開です。
春って本当にうきうきさせてくれますね。
京都では、珍しく昨日から寒風が吹いて、時折みぞれが降った。
昨夜は少し、庭に雪が積もった。
それでも、やはり3月なのか、すぐ溶けてしまった。
ニュースでは、北日本は、大雪に見舞われているとか。
みなさん除雪などで、もうくたくたではないのかと案じています。
先日、友人とkazeに出かけて、一日過ごした。
京都市街では、良い天気だったのですが、花折峠のトンネルと出ると
吹雪いていた!
まだ、積雪の残るKazeの畑では、もう"ふきのとう"が出ていて、
妻がとってきた。
薪ストーブで暖かな部屋から、
僕は、入れ立てのコーヒーを飲みながら、吹雪を眺める。
友人はピアノを、妻はメールや読書。
おだやかな時間がゆっくりと流れているような気がする。
玄関横の花壇では、ちゃんと季節の移りゆくのを知ってるように
つぼみを膨らませているものがある。
彼らは、春の訪れを確信して、準備をしているのだが、
被災者のみなさんの春は、いつ来るのだろうかと思う。
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「夕ぐれの時はよい時」 堀口大学
夕ぐれの時はよい時
かぎりなくやさしいひと時
それは季節にかかはらぬ
冬なれば暖炉のかたはら
夏なれば大樹の木かげ
それはいつも神秘に満ち
それはいつも人の心を誘ふ
それは人の心が
ときに、しばしば
静寂を愛することを
知つてゐるもののやうに
小声にささやき、小声にかたる・・・・・・
夕ぐれの時はよい時
かぎりなくやさしいひと時
若さににほふ人々の為めには
それは愛撫に満ちたひと時
それはやさしさに溢れたひと時
それは希望でいつぱいなひと時
また青春の夢とほく
失ひはてた人々の為めには
それはやさしい思ひ出のひと時
それは過ぎ去つた夢の酩酊
それは今日の心には痛いけれど
しかも全く忘れかねた
その上の日のなつかしい移り香
夕ぐれの時はよい時
かぎりなくやさしいひと時
夕ぐれのこの憂鬱は何所から来るのだらうか?
だれもそれを知らぬ!
(おお! だれが何を知つてゐるものか?)
それは夜とともに密度を増し
人をより強き夢幻へみちびく・・・・・・
夕ぐれの時はよい時
かぎりなくやさしいひと時
夕ぐれ時
自然は人に安息をすすめるやうだ
風は落ち
ものの響は絶え
人は花の呼吸をきき得るやうな気がする
今まで風にゆられてゐた草の葉も
たちまち静まりかへり
小鳥は翼の間に頭をうづめる・・・・・・
夕ぐれの時はよい時
かぎりなくやさしいひと時
でも、中島みゆきは、夕暮れの時はそんな良いときではないと
「わかれうた」の中で訴える。
「わかれうた」 中島みゆき
途に倒れてだれかの名を
呼び続けたことがありますか
人ごとに言うほどたそがれは
優しい人好しじゃありません
同じ夕暮れの時でも、それぞれ置かれた位置によって異なって見えるのだ。
僕は、夕ぐれの時は、いつも優しいひとときでありたい!
こういう人たちを大事にしたいものである。