不思議なヘリ!? [kazeの風景]
2014年12月22日(月)
晴れ、時々曇り。
久しぶりにkazeに出かけた。
道路脇には、除雪した雪の塊が続いている。
先週20cmほど積雪があったという。
kazeの庭にも残雪があり、畑は一面に雪に覆われていた。
さすがに寒い、気温は1度だ。
積雪対策で、玄関のトユを外した。
この冬は、どの程度の雪になるのだろうか?
多少心配である。
これまで、毎年新年は、銀世界の中で迎えてきたので
今年も年末には、雪が積もることだろう。
年末年始は、どこに行っても、人手が多くて、交通渋滞もあるので
Kazeでのんびりと、雪景色を眺めて過ごそうかと思っている。
ところで、今日は何事かあらん。
Kazeの上空に比良山系からヘリコプターが飛来した。
それが、なにやらロケットではないかと思わせる物をつり下げてである。
そんなもをぶら下げて、kazeの上空で低空飛行し、ホバリングするのだ。
Kazeに降りてくるのかとおもったが、また引き返していった。
ところが、しばらくすると、またやってきて、ホバリングである。
合計6回ほど繰り返して、どこかかえ消えた。
一体、何なんだ!
意味がわからないのは、何となく不気味さがある。
きっと何かの調査なんだろうと、勝手に解釈している。
ここは、花折断層地帯なので、地層の調査なのだろうか?
知ってる人がいたら、是非教えてくださいね。
あざやかな秋色 [kazeの風景]
2014年11月8日(土)
晴れたり、曇ったり。
久しぶりにkazeに友人と出かけた。
写真展なので1ヶ月ほどご無沙汰していたのだ。
着いてみると、晩秋の雰囲気が満ちていた。
山々もすっかり紅葉し、庭は、ケヤキの枯れ葉がびっしり広がっている。
寒くてストーブが必要かと思っていたが、暖かくてそれも不用だった。
で、庭にテーブルを持ち出して、昼食をした。
食事をしていると、ジョウビタキが数匹やってきて、僕らの周りを飛び回る。
あまり警戒心がないようで、すぐ近くまでやってくる。
妻は、「自分の縄張りに変なのが来たと思ってるんじゃない?」という。
良い声でさえずってくれるので、感謝です。
午後は、妻と友人は、まず燻製作りを始めた。
僕は、以前枝打ちした枯れ木を集めて、たき火をした。
燻製の匂いにさそわれてか、サルがやってきた。
でも、あげない(笑)
残念そうに帰って行った。
燻製は、見事にできあがった!
今晩が楽しみである!
kazeで生け花教室! [kazeの風景]
2014年10月8日(水)
朝からすごくいい天気だ。
遅い朝日が差してくると、庭には蒸気が立ち上り
なんだか幽玄な雰囲気が満ちてきた。
露にぬれた草花が、太陽の光に宝石のように輝いて見える。
久しぶりにテラスで朝食をとった。
秋のさわやかな風が肌に気持ちよい。
トンボの群れが、庭の上を飛び回り始めた。
本格的な秋の到来を感じる。
今日は、kazeでいけばな教室が開かれた。
総勢9人の教室の皆さんが集まり、みんなで昼食。
その後、庭に出て、それぞれ花材を集めて、生け花が始まった。
その間、僕は、庭木の手入れ!
ティータイムは、みんなにコーヒーをサービス。
教室の皆さんは、楽しく半日を過ごして、帰って行った。
僕らも楽しませてもらった一日だった。
はや秋の気配?! [kazeの風景]
2014年8月24日(日)
曇りのち雨のち晴れ!で夜雨!
今夜は、ギャラリー翔さんで、作品の設営をすることになっているので、
準備していた作品を取りにお昼前、kazeにでかけた。
作品を積んですぐ帰る予定だったが、kazeに行ってみると、
畑ガールさんたちが、畑の手入れに精出していた。
で、予定変更、のんびりすることにした。
花壇では、フシグロセノウ、
庭には、ゲンノショウコ。
ブルーベリーの実が熟れて、これが美味しい!
さわやかな風が吹き抜けていく。
ふと見ると庭木の葉や紅葉にはや秋の気配!
一時過ぎにみんなで、たのしい昼食会!
ところが、一天にわかにかき曇り、大雨となった。
どういうこと?!
仕方なく畑ガールさんたちは、畑仕事は中止して、帰って行った。
ところが、しばらくすると雨はやみ、晴れ間!
やれやれ!
やがて、静かな夕暮れ!空を後に京都に帰る。
夜、8時頃、設営のためギャラリー翔さんに出かけるが、
またしても、大雨!
「もう!どういうこと!?」と牛になってしまった!
帰宅は、10時、お疲れです!
送り火 [kazeの風景]
2014年8月16日(土)
朝から強烈な雨が降ったり、やんだりしていた。
ニュースによると、京都市左京区は、1時間に100mmの雨だったようだ。
今夜は、五山の送り火の日であるが、この雨で出来るのか心配であった。
ところが、点火の午後8時前から、空に雲の切れ間が現れた。
雨は、すっかり上がっていた。
自宅の屋上で待っていると、大文字の点火が始まった。
最初は、煙もすごい!
が、そのうち煙も少なくなった。
すると、多くの人の姿が、火に照らされて見えてきた。
私の知人も、大文字の主催者側の人間として、どこかにいるはずである。
とりあえず、雨がやんでて良かった。
今年のお盆も終わった!
我が家のお地蔵さんにも花を手向けてあげた!
可愛くなった。
お盆-ポロを迎える- [kazeの風景]
2014年8月13日(水)
昔、私の故郷では、8月13日の夕刻、家族そろって墓参りに出かける。
この日ばかりは、墓地が人々で賑わい、お互いの家族の近況を語り合い、
町に出た人たちも帰ってきて、紹介し合うのである。
さながら、集落の社交場のような雰囲気になる。
墓前では、松の根の松明を焚き、祖先の霊を迎える。
それから、それぞれ自宅に帰り、門で松明を焚き、我が家に霊を迎える。
三日間だけ、霊が帰ってくると伝えられている。
霊をお送りするのは、京都と異なり15日の夕刻である。
このときは、先に自宅で送り火を焚き、墓参に出かけるのである。
この風習にならって、今日はkazeでポロの霊を迎えることにした。
ポロも今年で7回忌である。
で、ポロの霊を我が家に迎えることにした。
いつまでもkazeにとどめておくのは、かわいそうな気がするのだ。
我が家で、共に五山の送り火『大文字』を見ることにした。
(在りし日のポロ)
Kazeは、草刈りをしたので、すっきりしてきた。
子供たちの声が川向こうから聞こえてくる。
普段は、空き家になっている家が、今日は活気に満ちている。
帰り際、向かいのかやぶき屋根の上野さん宅にも灯がともされていた。
山里の静かな夕暮れである。
孤独な自分の発見! [kazeの風景]
2014年8月12日(火)
昨日、今日とkazeに出かけた。
昨日は、一日草刈りをした。庭もおかげできれいになった。
これで、お盆を迎えられる。
傍の安曇川は、水量が増えていたが、別に異常はない。
が、台風11号は、鯖街道をだいぶ痛めたらしい。
大型車の通行が禁止になっていた。
さらに、旧道はズタズタになって、至る所で通行止めになっている。
それにもかかわらず、庭の花たちは、うれしいことに健在だった。
ホオズキが色づき、シュカイドウも花を開き始めた。
向かいの上野さん宅も、今日は帰ってきて、家の手入れをしていた。
お盆は、この村落で最も人口の増える。
日頃は、空き家になっている家も人で賑わうのである。
渓谷に子供たちの声が、こだますのだ。
今年は、僕らも、ここですごそうと思っている。
なにしろ、涼しいのだ。
今日も気温は22度。昨日は19度で肌寒かった。
ところで、先日、「我が大草原の母」という中国映画を見た。
1960年上海は、大飢饉で親に捨てられた子供3,000人が内モンゴルに養子として送られます。
その1家族が主人公の映画です。
モンゴルの人たちは、孤児を『国家の子供』として競って引き取ろうとします。
その中にチチグマ(夫人)の家族がありました。夫と男の子の3人暮らしで、
広大な草原で羊を飼っていますが、乳牛がいません。
孤児を引き取る条件に乳牛がいることが条件です。
そこでチチグマは、馬を売ろうとしますが夫は大反対なので羊毛を売り、姑は婚礼の思い出の品を提供し、
乳牛を得、シリンゴワという女の子を養子にもらいますが、この子は兄と一緒にいたいと食事もしません。
そこでチチグマは、兄(シリンフ)も養子にもらいますが、夫は大反対。妻に暴力まで振るう有り様。
しかし、結局夫婦は、実の子供と同じように育てます。
やがて夫は、吹雪の中で死んでしまい、チチグマ一人で、3人の子を育てます。
家族は、仲むつまじく暮らしていましたが子供たちが成人したある日、
教師となったシリンゴワ(妹)に生みの親が現れ、悩みますが、
チチグマは、いやがるシリンゴワを説得し、生みの母の元に返します。
チチグマの実の男の子は、軍隊に入隊します。
シリンフは、生産隊で働き、大学進学の話が持ち上がり、親しくしていた教師の娘も大学に行くことになります。
彼女はシリンフの初恋の人ですが、シリンフの大学進学の話は、取り消されます。
理由は、母親チチグマが引き立てられていた罪人に温かいお茶を振るまおうとしたことが災いします。
シリンフは、大学に行けず、初恋の人を草原に送ります。
そんな彼にも実の両親が現れ、上海まで会うために出かけます。
両親は、彼を捨てたことを悔いて、あやまり、一緒に上海で暮らすことを進めますが、
彼の脳裏には、冬枯れの大草原を吹き抜ける冷たい風の中、
一人で牛糞を集めている老いたチチグマの姿が浮かぶ。
牛糞は、暖房や炊事に大切な燃料なのだ。
彼は、心の中で淡々と語ります。
「愛が暮らしを豊かにする。愛があれば人生は辛くない。」
「愛はこの世で何よりもあたたかい太陽だ。」と。
で、彼は本物の牧夫になると、育ての母のいる大草原に帰って行くという物語です。
ここで淡々と描かれている親子、特にチチグマとシリンフの愛の絆は、感動的でした。
僕は、なぜか涙が止まらなかった。
そして、昔、若いときに見た「子育てごっこ」という日本映画に
立ち上がれないほど心を揺すられ、泣いたことを思い出した。
日頃は、気づかない心の一番奥で
温かい愛を求めて泣いている寂しい孤独な少年を発見したような気がした。
生まれて初めてみた? [kazeの風景]
2014年8月2日(土)
晴れ!
家は暑いということで、友人を誘ってkazeに出かけることにした。
途中、里の駅大原に寄ったら、偶然あややさんご夫妻とであった。
で、kazeにお誘いした。
Kazeは気温25度、涼しい。絶え間なく風が吹き抜けていく。
5人でコーヒータイム。
あややさんご夫妻の話がおもしろくて、もうみんなで大笑いした。
あややさんご夫妻が帰った言った後、友人はスケッチに
妻は読書に、僕は庭木の手入れに精出した。
手入れをしながら、コブシの木を眺めていたら、おもしろい物を発見!
妻に聞くと、コブシの実だという。
モコモコとした実は、一つとして同じ物がない。
「そんなことも知らなかったの?」とぼろくそにいう。
生まれて初めて見た思いである。
畑では、畑ガールのみなさんが植えたひまわりが2mほどになり
大輪の花を咲かせ始めた。
トマトもピーマンも鈴なり。
花壇では、大好きなカワラナデシコが満開。
ユリがつぼみを膨らませてきた。
が、一方では、はや花の時期を終えて実を付け始めている。
ゆっくりだけど、季節が秋に回り始めたような気がする。
夕焼け空が荘厳である。
そして、今日も日が暮れた!
大好きなネジバナが [kazeの風景]
2014年7月6日(日)
曇りのち雨!
昼前に畑ガールの皆さんがやってきた。
例によって、早速畑に入って、作業を始めた。
彼女たちのおかげで、いろんな花が咲き始めた。
畑が花壇に様変わりしそうである。
通りがかりに、僕らのいるのをみて、訪問してきた方もいて
積もる話に花が咲くのだ。
畑ガールさんたちと昼食後のサロンも楽しい!
ところがなぜか、今日もサロン中に雨が降ってきた。
が、皆さんは、カッパに着替えて、畑に入っていった。
よほど、楽しいことのようである。
僕は、読書!
大岡昇平氏の「中原中也」を読んでいる。
今まで知らなかった中原中也の心理世界の解明に
つい引き込まれてしまったのだ。
僕には
「汚れちまった悲しみに 今日も小雪の降りかかる」
ではなく
「ひとりぽっちの悲しみに 今日も木枯らしの吹きすさぶ」
のように感じる。
中原の詩は、
敗北と喪失の詩
望死の詩
のように思えてならない!
ところで庭では、大好きなネジバナが咲き始めた!!!
合歓の花も咲いた!
ハクチョウソウも咲いた!
トラノオの花の上を無数の蝶々が盛んに飛び回っていた!
まあ、とにかく忙しそうに飛び回っているのである。
少し休んだらどうかと言いたい!
が、「じゃまだ、のいた、のいた」とばかりに足下に来て、
僕を追い立てるように飛び回るのである。
いつから蝶も人間並みになったんだ?!
畑が呼んでいる! [kazeの風景]
2014年6月22日(日)
朝18度、曇り、時々雨
今日は、畑ガールさんたちが、畑仕事に来るというので、昨日から
泊まり込みでkazeに来た。
が、あいにくの天気で朝から雨が降っていた。
10時頃には、雨も上がり、雲が山肌を這うようにして天に帰って行った。
でも、今日は畑ガールさんたちは、来ないかもしれないと思っていたら
11時頃、元気な声で3人でやってきた。
早速、着替えて、畑に入って楽しそうに畑作りに精出していた。
僕らは、晴耕雨読とばかり、読書!
浦さんご夫妻もやってきたので、コーヒータイムにした。
お昼は、畑ガールさんと楽しい会話で、kazeは賑やかだった。
さて、再び畑仕事というときになって、激しい雨が降り始めた。
畑の植物にとっては、うれしい雨である。
少し小ぶりになったところで、畑ガールさんたちは、仕事を始めた。
雨もなんのその、畑仕事が楽しくてならないという雰囲気である。
僕だったら、あきらめるのになあと思いながら、眺めていた。
昨日kazeに来たときは、鹿除けネットの向こうに、大きな角をを持った
雄鹿が、ゆうぜんとススキの中で草を食んでいた。
が、わが庭や畑は、無事で花たちも喜んでいるようだった。
(スモークツリー)
(ギボウシ)
(満開のフランネルフラワー)
(最後の花を支えるジキタリス)
(開花がちょっと早いような気がするコスモス)
(雨粒を宿したヒペリカム)
(花盛りのアマチャ)
(しっぽを出したトラノオ)
(軒下のマツバギク)
(名前がわかりません、教えて!)
10年も経つと、庭の木々も見違えるように大きくなり、
Kazeは、緑に埋もれているような感がある。
小鳥のさえずりが間断なく聞こえ、梢を渡る風の音が耳に安らぎを
運んでくれる。
ここでは、都会の騒音から無縁である。
が、日本全体が平和でのどかであって欲しいと思うが、
国会や政府の動きを見ていると、
なんだか最近危うく感じることが頻繁にある。
先日も東京都議会で、耳を疑いたくなるようなヤジがあったとか。
議員としてだけでなく、人間としての良識は、どこに行ったのかと思う。
なんだか悲しくなる。