kazeのトピックス [kazeの風景]
2013年6月2日(日)
朝18度、曇り。
今日も畑ガールさんたちがやってきて
さっそく、畑に入って仕事を始めた。
ところが、傍にある野外テーブルにかじりついて
寝ている男の人がいる。
よくご夫婦で来られるのであるが、
奥様は、マニュアル広げてスマホの勉強に熱中。
ご主人様は、退屈したのか眠たくてしょうがないのだ。
やがて、ご主人様は、野外テーブルの上に横になって寝てしまった。
このテーブルは、幅は狭いし、脚は中央の丸い木だけである。
その上に寝ているのだから、寝返りでも打てば
たちまち墜落である。
厨房の窓から丸見えで、僕は心配で、時折注意して見ていた。
が、これがなんと不思議なくらい、まったく動かないのだ。
3時半ごろ、御目覚めしたらしく、起きようとした。
ところが体重がテーブルの片方に集中したため
なんと、テーブルごとずっこけてしまった。
この場合、笑っちゃいけないんだろうけど
笑ってしまった。
「大丈夫?」と聞いたら
「びっくりした~~!」としばらく動けないでいた。
畑ガールさんたちが、帰り支度をして
コーヒータイムを楽しんで、ワラビ取りをして帰ることになった。
隣の席にいたご夫婦に、
妻が「みなさんもワラビ取りしませんか?」と聞くと
ご主人様が急に立ち上がり「いいんですか?」とやる気満々。
で、ご夫婦で畑に出かけて行った。
その姿を窓から眺めていた畑ガールさんが
「奥さん、あのスタイルで大丈夫なんだろうか?」と心配している。
「ヒルにでも噛まれたら、偉い騒ぎになりそうだなあ」と僕。
みんな心配して眺めている中、畑に着くと奥様は入口にたたずんで
ご主人様がもっぱらワラビ狩り。
眺めていたみんなは、一安心。
やがて、ワラビを手に、大満足で帰って行った。
もちろん、その後畑ガールさん、名村さんたちもワラビ狩り。
閉店後、畑に水撒きをしようとしていたら、アカショウビンの鳴き声!
しかも、谷の両側から交互に鳴き声が聞こえるのだ。
あの「キロロロロー」という独特の鳴き声。
夕暮れ時のkazeの谷に大きく響き渡るのだ。
妻と二人、しばし聞きほれていた。
アカショウビンの鳴き声とともに
Kazeは夕暮れていった。