はねず踊り [生活]
2015年3月29日(日)
雨
近藤造園さんに招待状をいただいたので、小野小町で有名な随心院の
『はねず踊り』を観賞に雨の中二人で出かけた。
はねず踊りは、随心院に伝わる小野小町の伝説を主題にしたもので、
『はねず』とは、色の呼称で薄紅色のことであるが、このはねず色の
梅の咲く頃に里の子供達が家々を訪ねて門内の庭で踊っていたという
もので、踊り手は、みんな小学生の女の子である。
はねず踊り
折しも、随心院の梅園では、はねず色の梅の花が咲き乱れていた。
今日は雨のため会場は、本堂内で行われた。
多くの人が訪れていて、会場は賑やかである。
おまけにいろんな国も言葉も飛び交っている。
国際色豊かだ。
今様
いちひめ雅楽会による舞楽 迦陵頻(かりょうびん)
納曾利(なそり)
会場では、招待してくださった近藤造園さんのご夫妻にもお会いできた。
おかげで楽しい一日を過ごすことが出来て、満足。
が、雨にためカメラは、妻の小型カメラにしたが、途中でバッテリー切れ!
はねず色の梅を撮影することが出来なかったのが、心残りである。
植物園で散歩と読書 [生活]
2015年3月27日(金)
快晴
超久し振りに京都市植物園に散歩に出かけた。
まだまだ来園者は、少ないとはいえ、園も春の装いを始めていた。
園内は散歩に最適な場所である。
中には、結婚記念写真を撮っているカップルも複数あった。
花々を楽しみながら、車も気にせずに歩けるし、売店も手洗いもあるので
そちらの心配もない。
展示場の入り口に初めて見る植物がそびえていた。
店員さんに聞くと「エキュム」という植物だとか。
ちょっとびっくりしたよ。
で、ぶらぶらと園内を歩き回った。
杏の花が満開!
馬酔木も花が鈴なり
バイモが密やかに咲いてる感じ
紅侘助
ボケの花
細井桜、名前の割には太い感じで、びっしり花が付いている。
花がひょうたんに似てるからひょうたん桜というらしいが・・・・・
イカリソウ
花ではないが楓が種をいっぱい枝にぶら下げていた。
カンヒ桜
花が咲くまで7年を要するというカタクリ
河津桜
白木蓮
よく花を見ると変なものが・・・・・
まだ花の咲かない桜
ショウジョウバカマ
サンシュユ
しだれ桜
空には月と飛行機雲
修繕寺寒桜
椿
ツツジ
梅林
やまぶき
吉野
椿
椿 月光
椿 日光(ジッコウ)
雪割草
山桜
かすむ桜と月
チューリップ
至る所にベンチがあるので、一休みするにも、読書をするにも事かがない。
のんびりと一日を楽しめた。
厳しい寒さや吹雪にも耐えて [kazeの風景]
2015年3月26日(木)
快晴
陽気に誘われて、二人でkazeに出かける。
葛川は、名残雪が畑や山に残っていた。
先日、kazeも理想的な買い主さんが現れて、後を託すことにした。
5月11日には、新しい持ち主さんのものとなる予定である。
この春こそ、名村さんがくださった、しだれ桜に花が咲くことを願っている。
なんだか名残惜しさがこみ上げてくる。
引き渡しの準備をこれから進めなければならない。
で、作業に取りかかった。
気がつくと、サルの群れがやってきた。
いきなり、庭の桑の木に上りだした。
で、追っ払ってやった。
桑の木は、かわいそうに皮を身ぐるみ剥がれて、しょんぼりしている。
冬場は、サル君も餌がないので、木の皮まで剥いで食べるのである。
が、桑の木にしてみれば、はた迷惑も甚だしいのだ。
追っ払っても、ふと気がつくと、また、桑の木にやってきていた。
夕方まで、追っ払いながらの作業である。
玄関前の花壇では、名残雪ではなく、秋の名残が風に揺れていた。
厳しい寒さや吹雪にも耐え、しっかりと紅葉を離さずに、
独りすっくと花壇に立っている姿は、なにか崇高なものを感じさせてくれた。
春はいつ来る? [kazeの風景]
2015年3月11日(水)
今日は、東日本大震災から4年目になる。
あれから、もう4年の歳月が流れたのだと思うと空しさを感じる。
被災地の復興は、進まず、福島原発事故は、放射能を未だに垂れ流しである。
世界の心ある人はきっと、日本は何をしてるんだと思っているだろう。
未だに避難生活を強いられている人たちのことを思うと心が痛む。
とりわけ、原発事故で故郷を追われた人たち思うと怒りを感じる。
そして、今強く疑問に感じるのは、
事故の原因を作った側の人間が誰一人罪に問われていないことだ!
これが町工場の事故だったら、たちまち責任者が逮捕されて起訴されるのに
原発事故では、誰も刑事責任を問われないという不思議な現実がある。
どうしても納得が出来ない!
これだけの大事故を起こし、多くの人が故郷を追われているのに!
京都では、珍しく昨日から寒風が吹いて、時折みぞれが降った。
昨夜は少し、庭に雪が積もった。
それでも、やはり3月なのか、すぐ溶けてしまった。
ニュースでは、北日本は、大雪に見舞われているとか。
みなさん除雪などで、もうくたくたではないのかと案じています。
先日、友人とkazeに出かけて、一日過ごした。
京都市街では、良い天気だったのですが、花折峠のトンネルと出ると
吹雪いていた!
まだ、積雪の残るKazeの畑では、もう"ふきのとう"が出ていて、
妻がとってきた。
薪ストーブで暖かな部屋から、
僕は、入れ立てのコーヒーを飲みながら、吹雪を眺める。
友人はピアノを、妻はメールや読書。
おだやかな時間がゆっくりと流れているような気がする。
玄関横の花壇では、ちゃんと季節の移りゆくのを知ってるように
つぼみを膨らませているものがある。
彼らは、春の訪れを確信して、準備をしているのだが、
被災者のみなさんの春は、いつ来るのだろうかと思う。