生きてる幸せ [kazeの風景]
2012年5月13日(日)
朝10度、快晴!
緑が目にまぶしく感じる。
開店時間きっかりに入ってきた車があった。
玄関を入ってきたのは、全国でチェンバロの演奏会をしている渡辺さんだった。
彼は中津川に住んでおられるのだが、昨年kazeに一度来店した。
当店の雰囲気が気に入ってくれ、是非一度コンサートをしたいと言っていた。
今回は、新緑を求めてのドライブ旅行中だということだった。
楽しい会話ができた。
で、コンサートも相談できた。
6月24日(日)の午後に実施することに決まった。
これで、楽しみがまたひとつ増えた。
ちょうどその頃、大阪堺から水彩スケッチをされているご婦人が1人で来店。
モーニングの後、庭の野外テーブルでkazeをスケッチしていた。
帰りに出来上がった水彩スケッチを見せてもらった。
かわいいというか、すごく僕には印象的なkazeのスケッチであった。
写真を撮らせてもらおうかと思ったが、著作権のこともあり、遠慮した。
が、後で後悔が湧き上がってきた。
あのスケッチが欲しいという思いが
胸にもくもくとわきあがって来るのだ。
そのことを妻に言うと
「はじめての人ではないし、またいつかきっと来るから、
そのときにたのんでみたら。」と慰めてくれた。
午後、伊香立の能崎さんが、花束とパンを持って来店。
「ちょっと遅くなったけど、ポロの墓参に来た」という。
能崎(のざき)さんは、生前のポロに会ったことがないのであるが、
昨年お孫さんと二人で来店した折
「ポロ人生の贈り物」を買ってくださったのだ。
で、ポロとは本を通じての縁なのに、
命日(5月4日)に来れなかったがと、わざわざ墓参に来てくれたのである。
聞けば、能崎さんは、15歳で体重20kgの愛犬を飼っているのだが
最近後ろ足が使えなくなり、自分で歩けなくなっているという。
で、手厚く看護の日々を送っているのだという。
愛犬を通じて、ポロと縁を結んでいられるのが、ひしひしと伝わってきた。
若い男女3人グループが神戸からバイクで来店。
しばらくkazeを楽しんで、これから琵琶湖一周するんだと出かけて行った。
庭では、小さな花たちがひしめくように咲き乱れ、
シャクヤクがつぼみを膨らませ
シロハナヤマブキが、日に照らされて、白く輝き
テラスの下には、鹿に絶滅させられたと思っていたスズランが
元気な葉を伸ばしているのを発見した!
あきらめていただけに、心が浮き浮きしてきた。
テラスに覆いかぶさるケヤキの枝の間からは、川向の茅葺屋根が見え、
のどかな気分を誘っている。
そんなとき、息子夫婦から、母の日の花が届いた!
何かと感動的な日の夕空は、これまた、感動的な空を見せてくれた。
生きていることの幸せを感じさせてくれた一日だった。
色々な緑がいっぱいですね。
季節の移り変わりに気付けない忙しさ(汗)
余裕が欲しい~。
by ☆ササエ☆ (2012-05-16 21:18)
ササエさんへ
ちょっと手を止めて立ち上がり
空を見上げて、深呼吸をひとつしましょう!
わずか1分で十分です。
季節が見えてきますよ。
おまけに気分も一新、仕事も進みます!
by kazenotomo (2012-05-16 22:26)