それぞれの人生が通り過ぎていく

2013年4月1日（日）

朝3度、一日小雨が降り続いた。
今日は名村さんが、来るかもしれないと、気合を入れて開店準備を完了。
案の定、開店時間5分前にやって来た。
彼女が来るとなぜか、華やいだ気分になるから不思議である。
名村さんの人徳だと思っている。

高島で工房をしている山口さんが来店。
今年もやりますと「あけっぴろげ」のポスターとチラシを持ってきた。
今年で13回になると言う。
新しいメンバーも増えたと言う。

高島に工房を持つ芸術家たちが、三日間だけ、工房を開放し、
ものづくりの現場と作品を見ていただこうという企画である。
僕らも大いに支援したいと思っている。
大きなポスターを店内に掲示した。



庭を散歩していた妻が、カタクリのつぼみを見つけたと大喜び。
昨年は、あっという間に鹿に食べられてしまって、悔しい思いをしたのだ。
今年は一杯花を咲かせて欲しいと願う。



時折、来店する父娘さんが来店。
いつも二人で来店されるのだ。見るからに仲の良い親子である。
最初来店したときは、娘さんはまだ、学生のようで幼さがあったが、
もう立派な大人になっている。

9年もカフェをやっていると、若い人たちの成長を垣間見ることが出来る。
人事ながら、楽しみでも有る。
が、一方では、元気に来店していた方が、いまや天に帰っていかれた人もいる。
それぞれの人生が、kazeを通り過ぎていくような気がする。

帰り際、娘さんに「今日はどこに行って来たの？」とたずねると
「ここ！」という答えが返ってきた。
敬礼！

タグ：芸術家 工房 カタクリ あけっぴろげ 天に帰る 高島 人生 庭 敬礼 親子 父娘 鹿

コメント 2

ここ、はいいですね、最高です！
by 斗夢 (2012-04-03 18:28) 

斗夢さんへ
ありがとう！
いつも訪問感謝です。
by kazenotomo (2012-04-03 22:56)