裂き織り展が始まった! [kazeの風景]
2012年3月31日(土)
朝10度、雨・風強し。
朝から激しい東からの風に雨が、窓ガラスに吹き付ける。
まるで台風のような天気である。
そんな窓辺では、鉢植えの桜草が満開!
うっとりと眺めていたら、9時ごろ、林さんご夫妻が来店。
今日から林さんの裂き織り作品展「裂き織り日和」が
四月末までの予定で始まった。
店内には、約40点の作品が並んでいる。
昨日、設営をしたのである。
昨日は、今日とは違い、実に暖かな好天気で、
ストーブさえも要らなかった。
この陽気に誘われてか、早速、玄関の花壇では、
クリスマスローズが一輪咲いた。
つぼみもあちこちで膨らんでいる。
鉢植えのバイカオウレンも白い小さな花を元気に広げている。
前の畑では、三武さんのご主人が昨年植えてくれたチューリップも
目を出して、成長していた。
そうゆう植物たちの姿を眺めていると、本当にうれしくなる。
この冬は雪が多く、厳しい寒さが続いてが
あの深い積雪の下で、春のためにちゃんと準備をしていたのだろう。
The Roseの歌が自然と心の中に流れてきた。
今年は早めに、鹿除け網を設置したので、
安心して成長しているような気がする。
苦労の甲斐があったとつくづく思う。
ところで、10時ごろ、この大雨の中、二台の自転車が入ってきた。
びっくりして、覗いていたら、20歳前後と思われる若者が二人。
入ってくるなり、一直線にトイレ!
なんでまた、こんな日にと思うのであるが、本人たちは、平気な様子。
小浜までサイクリングすると言うのだ。
朝、5時に出町柳を出発して、大原のコンビニで朝食をしたと言う。
ここまで5時間もかけている。
まあ、急がぬサイクリングのようだが、あの花折峠を越えてきたのだ。
あまりにも雨が激しいので、
近くのバス停の小さな小屋で雨宿りしていたが、
気がつけばカフェがあったのでやってきたという。
カッパは着ていたのであるが、上着も濡れていて、
寒いとストーブにかじりついている。
で、暖かな飲み物で体を温め、雨具や上着をストーブで乾かした。
出かけていったのは、午後1時、
3時間ほどわがkazeを楽しんでいたことになる。
妻が自慢の焼き芋をサービス。
大喜びであった。
午後、梅本夫妻が来店。
「こんな日は、閑古鳥が鳴いているだろうからお話が出来ると思って来たけど
不思議にお客さんが多いじゃない!」と言う。
確かに、僕らもそう思っていたのだ。
「こんな日はkazeでも行ってのんびりするか!」って人が
やってきたのだと思う。
現に梅本ご夫妻も、その1員だと思った。
とにかく、店内は、わいわいがやがやで日が暮れた。
わたしが小さかったのでウル覚えですが、祖母が布を細く裂いて織り機で織っていた記憶があります。
これは後で織ったものを見て覚えているのかも知れません。
by 斗夢 (2012-04-03 18:26)
斗夢さんへ
それはきっと裂き織りですよ!
今のようにも尾が豊富でない時代は、
物を無駄なく、とことん役立てていったのだと思います。
そのひとつが、この裂き織りだと聞いています。
by kazenotomo (2012-04-03 22:59)