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このブログは、「カフェ&ギャラリーkaze」のブログでしたが
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"自然"とは、いろんな命の営みの姿なのだと思う。 [kazeの風景]
2011年8月29日(月)
朝20度、晴れ。
昼間の気温は30度近くまで上がったが、秋を思わせる涼しい風が吹いていた。
ススキがいつの間にか穂を出していた。
どんなに残暑が続いても、ススキは、ちゃんと秋を知っているらしい。
秋がいつのまにか近づいているのだ。
そんな目で見るとケヤキの葉も秋を告げているようだ。
今日は僕にとって、新発見があった。
露草です。
朝露の中で、咲き誇る露草、
名前の通り露が蒸発したお昼過ぎには、もう花を閉じていくのである。
なんと半日の花の命!
あの広い青い花弁が、小さくちじんで、仕舞い込まれていくのである。
僕はびっくりして、妻に大発見だと勢い込んで言ったら
「何をいまさら・・・」と全く軽くあしらわれてしまった。
しかし、こんな田舎の庭の片隅でも命が息づいているのを実感すると
"自然"とは、いろんな命の営みの姿であるように思えてくる。
人間もその一員なんだけど・・・・・
そして自然は、あるときは残酷に、あるときは美しく
あるときは非情に、あるときは気高く見える。
そして、人間社会も同じように。
宗教や哲学は、そういうものを基盤にして、生まれたのかもしれないと思う。
夜になると、虫の声が一際にぎやかになる。
中でも、鈴を転がすような虫の鳴き声が、鮮やかに聞こえる。
暗い夜は、秋の虫たちにとって楽園のようだ。
すべてのものに生命が宿っているんですね。
だからわたしは八百万の神を信じている、と云っています^^。
by 斗夢 (2011-09-01 05:10)
露草の花はそんなことになってるんですか!
はやり大発見です。面白いですね。
by carotte (2011-09-01 08:50)
斗夢さんへ
”八百万の神”とは、昔の人はうまくいったものですね。
まさに「八百万の命」が満ちてます。
by kazenotomo (2011-09-01 12:36)
carotteさんへ
不思議でしょう?
花弁がしぼんだ後に、あの袋の中に種が出来るんですよ。
一袋で3~4個ぐらい。
だから、一袋で花もそれだけ開くようです。
印をつけて実験した結果です。
by kazenotomo (2011-09-01 12:39)
次の日は露を浴びても開かないんですか?
ササエもしらなんだ(@_@;)
はかないですね。
by ☆ササエ☆ (2011-09-01 15:24)
ササエさんへ
そう、次の日は、もうその花は開きません。
半日の命なんです。
by kazenotomo (2011-09-01 21:31)