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藤沢周平の傑作 [kazeの風景]
2011年8月22日(月)
朝21度、曇り。
朝、庭から裏山を眺めると、雲が天に帰らずに、ぐずぐずしている。
今日は、妻が買ってきた藤沢周平の「龍を見た男」(新潮文庫)を読み始める。
周平の作品の多くは、読後なんだか温かな気分になる。
で、妻は、一度に全部読まずに、一日ひとつ、9日かけて読了した。
が、僕は、一気に読んでしまった。
周平の作品は、先に書いたように読後に温かな気分になるのであるが
この本の中にある「逃走」と「失踪」は、加えて、
ジワーッと笑いがこみ上げてくる作品だった。
「逃走」は盗人を本業にする男がひょんなことから虐待を受けている赤ん坊を
盗み出し、彼を付けねらう岡っ引きの権三との関係が見事に描かれている。
一方「失踪」は、認知症の父親が悪どもにさらわれて、
身代金を要求されるという作品だが結末がなんともおかしいのだ。
僕は、現在にも通じるこの作品(作品は時代物)は、周平氏の大傑作作品だと
思うのである。
周平作品でいい気分で眺める夕焼け空もいい気分を一層増幅してくれた。
<今日の訪問記>
ずっと気になっていてやっと来ることが出来ました。
すごく落ち着く場所で、店内はオシャレだし、
外はジブリに出てきそうな感じでした。
カレーライスもおいしくいただきました。
また来ます。
永岡(ながちゃん)
周りの知り合いに"こんな所があるよ"と紹介したくなるような
素敵なお店だったと思います。
また来て今度はおいしい飲み物飲んでみたいです。
ありがとうございました。
森(もり)
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