突然、秋? [kazeの風景]
2011年8月20日(土)
朝19度、曇り一時雨。
8月というのにあろうことか寒い!
昼間の最高温度も24度どまりである。
扇風機さえも色あせて見える。
あのにぎやかだった集落からは、子ども達の声も消え、
人影さえなく、シンと静まり返っている。
ただ、セミの鳴き声だけが、この谷間に満ちて
それが一層人気の無くなった集落の寂しさを感じさせる。
お昼前から激しい雨が降り出した。
今日は風もなく、雨はまっすぐ落ちてくる。
そんな折、犬連れの男性が1人入ってきた。
が、今日は、テラスが使えないので、お断りする。
帰り際に、その男性がフト振り返り「ここはいったい何や?」と聞く。
「カフェギャラリーです」と応えると、不思議そうにあたりを見回して
「喫茶店か?」と言って帰っていった。
面食らったのは、彼よりも僕。
思うに、彼の持つ喫茶店のイメージとここはあまりにも違って見えたのだろう。
知人の吉田夫妻が来店。
「ポロ」を読んで感動したという。
そして、その中の「自分自身に宛てた手紙」にびっくりしたという。
で、お返しにとCDを貸してくれた。
是非、一度聴いて欲しいというので、早速聴くことにした。
太田真希の「うぐいす」、普天間かおりの「SINGLE BEST COLLECTION」
その中のお勧め曲は「芭蕉布」
そして、ユンディ・リのピアノ曲「CHOPIN NOCTURNES」
ショパンのノクターン全集だ。
どれも、いい曲である。
午後、雨が上がったので、花の写真を撮る。
久しぶりの雨でか、花たちも生き生きしている。
夜は、「水魑(みづち)の如き沈むもの」(三津田信三著 原書房)を読む。
569ページの大作だが、読み出すと面白くてやめられない。
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