自然を愛でる心を生活の中に [kazeの風景]
2011年7月17日(日)
朝25度、晴れ。
朝から気温は、上がるが、風が絶えず吹き、気温のわりにすごしやすい。
Kazeは、すっかり夏景色!
テラスのケヤキの木には、ヒグラシがきて、鳴き続けている。
子供の頃、このヒグラシの鳴き声を聞くと、夏休みも終わりに近づき、なんだか
落ち着かない、かつ、物寂しさを感じたものだった。
ここ葛川では、このヒグラシの後に、ミンミンゼミやアブラゼミが鳴き出すの
である。
そして、夏の終わりに再びヒグラシが主役になる。
連休とあって、国道は、ひっきりなしに車が走っている。
Kazeもおかげで、ひっきりなしの来客で、僕らはてんやわんやだった。
二人だけでやっているお店なので、待っていただくしかないのだ。
でも、みなさん、気持ちよく待ってくださり、ご機嫌で帰っていく姿に
僕らは、ホッとするのだ。
庭で愛犬としっかり遊んで帰っていく人もいる。
愛犬も走り回れて大喜びである。
生まれて3ケ月の赤ちゃんから小学生までの子供さんも来店。
それぞれ個性があり、かわいい!!
孫をかわいがる人たちの気持ちがわかる。
夕方、食材の買い出しに出かけた。
夕食を済ませて、庭に出ると、風が肌に気持ちがいい。
まだ、東の山に月の昇らない空は、満天の星!
僕らの英会話の先生は、立命館大学と京都女子大学で英語を教えているのだけど
教室で「天の川」の話をしたら、天の川を見たことがあるという学生が1人も
いなかったとびっくりしていた。
その話を、来店したカップルに話したら、「私も見たことがない」と奥さんがいう。
で、僕らは、またびっくりだ。
確かに、都会生活していると、自然との交流が希薄になる。
ある人が、このブログを見て、「空があったんだあ!と実感した!」とコメント
してきた。
僕も勤務していた頃、空を忘れて、ビジネスマシーンになっていたことがある
ので、この気持ちがわかるのだ。
そこで、田舎に住んでいると自然と親しみ、天の川を愛でるかといえば、
必ずしもそうとはいえないのである。
自分の経験では、父親に連れられて、夜空の鑑賞に何度も出かけた
ことが天の川との出会いの始まりだった。
そういうことがなければ、天の川に親しむことも無かったかもしれない。
自然に親しむ心がなければ、そこにあっても、
その人には無いのと同じではないだろうか?
数年に一度帰る田舎で星空を見上げても
明るいんです。
子供の頃恐ろしかった漆黒の闇はどこに行けばあるんでしょう?
by 斗夢 (2011-07-21 05:54)
斗夢さんへ
最近田舎でも外灯などが増えて、明るくしていますね。
防犯などの意味もあるのでしょうが、節電の折
消灯して星を眺めようとか、月を眺めようとかの
運動を広げたらどうかと思うこのごろです。
by kazenotomo (2011-07-21 12:54)
はじめまして。
きれいな自然の山の暮らし羨ましいです。^^
空気が美味しいだろうな・・。
読者にさせてくださいね。(*^^)
by 裏の畑 (2011-08-11 15:36)
裏の畑さんへ
ありがとうございます!
by kazenotomo (2011-08-11 20:03)