平和でにぎやかな朝 [kazeの風景]
2010年3月6日(土)
朝6度、雨。
久しぶりに開店準備に早く取り掛かった事もあり、早く済んだ。
朝一のコーヒーを窓辺に座って飲む。
一番おいしく感じるときである。
「土曜日の朝一コーヒーは格別だね」
妻も僕の入れたカフェオーレを飲みながら、
「ホンとだね。朝一に来客があるとあせるわ。」
「なにそれ?」
「土曜日は、準備が大変だからよ」
「じゃあ、開店は9時半だけど来店は10時と言うのはどう?」
「あほか、そんな店どこにある!開店時間を10時にしたらどう?」
「一緒だよ、それにあわせて、朝が遅くなるだけだよ。そんなことより
いまより30分早く準備に取り掛かればいいんだよ。」
とまあ、あほな話をしていたら、来客。
颯爽とはいってきたのは、Aさん。
Aさんは、81歳で今も染色の伝統工芸師で現職。京都の千総の商品を
作っている。
その千総の帰りに、Kazeに立ち寄るのである。
Aさんの話がまた、面白いので、いつも楽しみに聞いている。
そこに、ご近所の上野さんが来店。
で、妻が上野さんにAさんは、何歳だと思うかと聞いた。
「60代かな?」という。すかさずAさんが、
「わしには、ひ孫が3人いる」と助け船をだした。
すると、上野さんもわが意を得たりとばかり、わしのひ孫は13人!と返す。
上野さんは89歳なのだ。
今朝の来客は、えらく平均年齢が高いが、鼻息は荒い。(笑!)
お互いがえらくまくし立て始めた。
が、話といっても、耳が悪いのでお互い自分の言いたいことを
一方的にまくし立てるからたまらない。
その賑わいたるや、いわゆる「おんな3人」になんか負けない。
まあ、なんとも平和な朝でいる。
ところが、昨日は、大変だった。
Kazeにきてみると、庭一面、波板や板、木の枝などが散乱していた。
猿が荒らしたにしては、派手すぎる。
みれば、裏の物置の屋根に波板が無い。
勝手口の風雪よけの壁も土台から外れて、傾いている。
ポストが、なんと店舗の反対側の畑の中に転がっている。
これは、竜巻が通ったとしか考えられない。
明日は雨と言う天気予報なので、今日中に修理がしなければと
高島のアヤハディオに走る。
引き換えしてきたら、もう、夜の帳が下りていて、真っ暗!
で、コードを引いて、電灯を照らしながら、屋根にあがる。
本当は、妻にも手伝ってもらえると早いのであるが、彼女も仕込みに忙しい。
で、一人で屋根に上がったり、降りたりしながらの作業である。
屋根の修理が済んだのは、夜の9時半。
日頃使わない筋肉を使ったので、足と手がめちゃだるい。
わがkazeは、確かに風の通り道であるが、さわやかな風で十分である。
竜巻なんぞは、お断りしたい!
開店準備が済むと11時半だった。
疲れて、風呂もなしで、寝る!
大変そうだけど楽しそうですね。
by asa (2010-03-09 06:48)
初めまして
竜巻?の後かたづけ大変でしたね・・・・
でも人の息吹がかんじられる「kaze」
行ってみたくなりました。
ご高齢の方々もいこいの場がありお幸せ
ですね・・
by スマイル (2010-03-09 09:38)
asaさんへ
ありがとう!
楽しく楽園作りに励んでいます。
by kazenotomo (2010-03-09 12:53)
スマイルさんへ
はじめまして
訪問ありがとう!
機会があれば、是非お立ち寄りください。
ここでは、時間がゆっくり流れていて
自然も一緒に迎えてくれますよ!
by kazenotomo (2010-03-09 12:55)