安らぎの風景 [生活]
2009年8月22日(土)
朝22度、大雨のち晴れ。
京都の知人が、道の駅でかった、花を持ってきてくれた。
季節感あふれる組み合わせである。
で、早速、玄関に飾る。
先週未完成のままの新聞受けポストの作成を営業の合間にちょびちょびとした。
で、夕方までになんとか形だけは、作り上げることが出来た。
なにしろ、設計図たるや、めちゃアバウトなので、作りながら修正する。
なので、切り貼りだらけの作品である。
どうしても、サイズのずれがでたりする。
そこで、サイズをあわせるために、切り貼り!
妻が「設計図をきっちり描いてやればいいのに」というけど
僕は、そういうのが、大嫌いで、「アバウトがいい!」のだ。
難儀な性分である。
それでも完成すると、なんか充実感が沸いてくる。
変なもので、何かを自分で作るというは、
それが完成したときに、すごくいい気分になり、自慢したくなる。
これが、日曜大工の醍醐味なのだろうか?
で、妻に声をかけて、見てもらうのだけど、
なんか台本でも読んでるように「いいじゃない」というけど
僕としては、もっとなんか感動的な言葉を期待してしまい、
妻の言葉になんか今ひとつ拍子抜けの気分!
で、自分で、「う~ん、なかなかの出来だ」と自画自賛。
妻も、夜なべ仕事に、暖簾の下にアップリケを作り始めた。
この木戸口町を山の上から、写した写真がモデルである。
材料は、コーヒーサイフォンのフィルターと端切れである。
妻も作り出したら、止められなくなり、
「もう遅いから明日にしたら・・・」というけど
「うん、うん」といいながら、なかなかやめられないのだ。
妻も「作る」ということに、醍醐味を感じているのだと思う。
それに僕も妻が側で針仕事している風景になんとなく安らぎを感じる。
昔から僕は、針仕事している風景に郷愁を感じるのだ。
一昨年も帰省していたとき、母親と妹が夜なべの針仕事をしている
写真をアルバムから発見し、すごく気に入って貰って帰ってきたのだ。
理由はわからないけど、深い郷愁を感じるものを誰でも持っていると思う。
が、それは、きっと幼いときになにか愛情を感じたり安らいだ気持ちに
させてくれた時の風景ではないかと思う。
社会的判断などをまだもち得ないときに得たものは、理由ではなく
郷愁として、僕らの心の奥深く刻まれているのではと思う。
妻の作品を眺めていると、心安らぐ、楽しい気分になる。
で、心をこめて、ほめたら、妻もご機嫌で、本日の夜なべ仕事を終わりにした。
こんばんわ。
奥様の作品、郷愁を感じ心が安まります。
by さっちゃん (2009-08-27 20:29)
さっちゃんへ
ありがとう。彼女も喜ぶと思います。
by kazenotomo (2009-08-27 22:59)