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kazeは雨の中 [kazeの風景]

2009年7月25日(土)

朝24度、雨のち曇り。
開店と共にボッボッボッ!と乗用車にしては、大きな音を立てる車が入ってきた。
こんな時間に、こんな音を立てる車で来る人は、顔を見なくても誰だかわかる。
でも、本人の言では、好んでこのマフラーを付けてるわけではなく、
車屋さんのせいらしい。
いたってまじめなご婦人なので、信じている。
で、店内に入ってくるなり、「すずしいわねえ、京都は30度だったよ。」
という。ここでは24度なのだ。
でも、外は風雨である。
店内は涼風が吹きぬけているが・・・・・

その雨の庭を、窓から眺めていた妻が
「例の植物に花が咲いてるよ。」というので、覗いてみると
一輪小さな花を咲かせていた。
例の植物とは、以前ブログに書いた、パパイヤみたいな名前のわからない
植物のことである。
妻は、そのブログを見て
「あんたパパイヤってどんなんか知って書いてるのか?パイナップルだよ」
という。
「似たようなものじゃない!」
「あほか!」
てな、会話がありました。
で、訂正しておきます。
パイナップルに似たつぼみを付けた植物でした。
とにかく、写真に収めた。

pineapple2.JPG

pineapple1.JPG

外は、時折、すごい雨が降ったり、止んだりである。
そんな中、登山してきたという3人連れのお客さんが来店。
雨で、ずぶぬれになったという。
で、熱いコーヒーを飲みながらも、寒いという。
で、扇風機を切って、窓も閉める。
が、やはり、寒い、寒いという。
温度計を見ると、24度、朝と変わらない。
24度でも、こんなに寒がるのだから、温度が一ケタ台だったら
とても耐えられない寒さと言うか、体温が取られてしまうだろう。
北海道の大雪山で起きた遭難事件が納得できた。
夏山とはいえ、山の気候は激しく変化するので、
やはり、十分な装備が大切なのだ。

そう思いながら、窓から向かいの山を眺めていると
目前の山の中腹から、雲がどんどん発生し、峰に向かって立ち上がり、
山の稜線を包み込んでいった。
ここは、雲の生まれるところなのだ。
昔の人は、こういうところを出雲と名づけたのではと思った。
だとすれば、ここも出雲なのだ。
現に出雲という地名は、島根県だけにあるのではない。
一人、ぼんやりと古事記の世界に入り込んでしまった。


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