DUO TAKASE　コンサート　晩秋の「LUFT PAUSE」：kaze日記：SSブログ

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DUO TAKASE　コンサート　晩秋の「LUFT PAUSE」　[kazeの風景] [編集]

2008年11月30日（日）

朝1度、霜が降りていた。晴れ、午後雨。
今日は、開店5周年記念のDUO　TAKASEによる
Kaze「晩秋」コンサートの日である。

コンサートのタイトルは、ＬＵＦＴ　ＰＡＵＳＥ
これはTAKASEさんが命名したタイトルで「ルーフトパウゼ」と読みます。
ちなみにドイツ語です。
ＬＵＦＴ「風」　ＰＡＵＳＥ「休憩」
直訳すると「風の休み」となります。
その意味は「いこい」
演奏者も聴衆もお互いが
「ほっこりできる」空間を演出することだそうです。

参加者のみなさんが、ホッコリできて、喜んでいただければこれに勝ることはない。
が、僕らは、もう昨夜から、いろんなことでやきもきして落ち着かない。
準備は、これで良いのだろうか？
予約者は、本当に全員来てくれるのだろうか？
DUO　TAKASEさんは12時に大阪北浜を出るというけど、間に合うのだろうか？
お昼にどっと来客があったら、どうしよう？
ケーキとドリンクの準備は…・
コンサートの挨拶は…・・
天候の状況は…・
などなどで、もう、どきどきのしっぱなし！

で、現実は、TAKASEさんは、1時ごろにやって来たし、
予約者も忘れずに来店してくれた。
コンサートの開始時間前に、満席状態！
ホッと一安心！

来店するなり、ポロの墓参をしていただいたカップルさんも複数いた。
ありがたいことである。
ポロも墓の下で、このコンサートに耳を傾けてくれることだろうと思った。

コンサートが始まる頃から、外は雨！

∮ＤＵＯ　ＴＡＫＡＳＥ
●1985年に結成されたバイオリンとピアノの2重奏ユニット
現在米国と日本が主な活動拠点です。

●高瀬真理（ヴァイオリン）
ウイーン音楽院卒・元読売日本交響楽団ゲストコンサートマスターを経て
現在はフリーランスに音楽活動を展開中。

●高瀬瑞恵（ピアノ）
札幌大谷音楽大卒・北日本ピアノコンクール特級の部一位なしの３位入賞。
現在は後進の指導に熱心に取り組む傍ら、コンサート活動も展開中。

▽もちろん姉妹ではなく、正真正銘の夫婦であります。
演奏者と聴衆のお互いが「ほっこりできる」空間を演出することが私達の願いです。
本日はようこそお出でくださいました。感謝します。

コンサートの録画には、プロの畑野さんが協力してくださった。

参加者の中には、愛知から来られた方や、アメリカから来日中の女性が
ボーイフレンドと参加してくれた。

11月9日のkusuyoさんのコンサートに引き続いて参加されたご夫妻。
身重の奥さんと大阪から一緒に参加していただいたカップル。
素敵な和服姿で参加のご婦人。
参加者も多彩だった。

2部がはじまり、最初の曲「アヴェ・マリア」が終わると僕らは
正面に呼び出された。
なにごとかと出て行くと、TAKASEさんがやおら袋を差し出す。
中には、トナカイの角のぬいぐるみ
それを頭につけると、鈴を渡された。
で、夫婦でトナカイにされた！
（僕らのトナカイ姿は、風さんのブログ「里山通信ゆるる」でご覧いただけます。）

曲はアンダーソン作曲の「そりすべり」
鈴のリズムが遅いとTAKASEさんに言われて、一生懸命速くした。
開場では、なごやかな笑い声、
でも、僕らは、必死で汗だく！

おわってみれば、すごく楽しかった！し、すがすがしい気分になった。

アンコールの拍手に押されて、DUO　TAKASEさんは、演奏してくれた。

チャルダッシュ
そして、アメイジング・グレイス！

コンサートが終わると、もう外は、暗くなり始めていた！
今年最後のコンサートにふさわしい催しであったと思う。

一段落すると、高瀬さんと畑野さんは、小浜の方に出かけていかれた。

三武さんのギャラリーも今日で終わりなので、撤収作業をされた。
急に、kazeの店内は、寂しくなってしまった。
「強者どもが夢の跡」って雰囲気である。

でも、参加者の皆さんも大変喜んでいただき、僕らは、幸せな気分に包まれていた。
今年最後のコンサートは、笑顔あふれる、温かな素晴らしい会であったと思う。
みなさん、ありがとう！