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自然は思慮深い!? [kazeの風景]
2008年11月16日(日)
朝10度、雨、一時曇り。
晩秋の雨の日は、しっとりとして静かで、穏かな気分になる。
お客さんもそうなのか、2組のご夫妻が、半日kazeの風景を楽しんでいた。
向かいの山では、紅葉の上を雲が戯れている。
玄関のケヤキの枝には、水滴がきれいにならんで、目を楽しませてくれた。
時折、暖炉の薪がパチパチとはじけている。
テラスにおいている鉢植えの小さなもみじがいっちょまえに紅葉していた。
妻と大笑いした。
テラスの向いでは、柿木にわずかに柿を残して静かにたたずんでいる。
今年は、柿が豊作で、さすがのサルも食べ切れなかったのだろう。
ところで、サルは、食物を、絶対に全部食べない。
柿でも、かじっては、すてる。
で、僕らは、本当にもったいないことをすると思っていたが
ご近所さんの話では、サルが捨てた柿を、木に登れない鹿などの動物が
サルのおかげで、柿の実をご馳走になることができるのだという。
なるほど、僕らの目には無駄に思えることも、実は無駄ではないのだ。
自然の循環と言うか連鎖と言うか、なかなか思慮深いものがあるのだ。
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