ホタルが飛んでるよ! [kazeの風景]
2011年6月18日(土)
朝18度、雨、午後曇。
厨房の窓から、雨の庭を眺めていたら、セグロセキレイが二羽やって来て
軽快な足取りで庭をあるきまわり始めた。
尾をピッピと振りながら、早足で歩き回りながら、何かついばんでいる。
元気そのものである。
妻は、玄関の花壇に咲いたピンクのバラを一輪、手折ってストーブの上に
ナルコユリの葉を一緒に生けた。
結構、様になっているように思う。
そうとは知らないお客さんが、それを見て、不思議がっているのがおかしい。
バラの葉にしては、どうも納得がいかんと頭をひねっているのだ。
玄関前の花壇では、ユキノシタが咲き誇り
ヒペリカムの花には、水滴が輝いていた。
みな、雨に濡れて、しっとりとした風情である。
庭の端にある、グミの木には、赤い実がなった。
裏返ってグミの葉が、
白く輝き、遠くから見るとまるで、白い花のように見える。
いつもは、グミの実は、赤くなる前に猿に食べられてしまうのだが、
今年はなぜか無事である。
もっと良い餌を他に見つけたのかもしれないが、
きっとそのことで、難儀してる人がいると思う。
が、僕らは、人間で難儀な気分になっている。
昨日kazeに来てみると、苦労して設置した鹿よけ網の出入口部分が外された
ままになっていた。
これでは、網を設置した意味がなくなるのだ。
この部分は、人間でなければ、絶対に外せない。
誰かが、侵入したことだけは、確かなのだ。
それが原因かは不明であるが、ウエルカムロードの紫陽花が、
全部鹿に食べられて、無残な姿になっていた。
悔しさが拭えない事件である。
とにかくも、今日は雨なので「晴耕雨読」ということで、カタカムナの本を読む。
ゲーテの「ファウスト」について書かれたものである。
読み始めは、とっつきにくかったが、読み込んでいくうちに理解が深まり、
引き込まれていくのだ。
そんなこんなで日が暮れたが、今日は、本「ポロ」を若いカップルが買ってくれて
僕はご機嫌になった。
おまけに、夕食後テラスに出てみると、ホタルが飛んでるではないか!
妻を呼んで、二人でしばし、ホタルを鑑賞した。
で、今年も「ホタルを見る会」をしようということにした。
心ない人がいるもんですね。顔を見てみたい。
by 斗夢 (2011-06-23 05:31)
斗夢さんへ
ほんとにそうですね!
とにかくそんなことしないでもらいたいです。
by kazenotomo (2011-06-23 15:50)