本当の幸せは、涙の向こうにいる？

2009年12月20日（日）

朝マイナス5度、曇りのち快晴。

開店１時間も前なのに、雪の残るウエルカム・ロードに車が入ってきた。

入ってきた人を見ると、なんと写真家の平野さんだ。

3年ぶりの来店である。

聞けば、人生を揺るがすような大きな事件があり、

ショックで、しばらくカメラを扱えなかったとか。

最近やっと、撮影をする気持ちを取り返したという。

石田さんの写真をしばらく鑑賞してから、冷たい風の吹く中

Kazeの庭で撮影を始めた。

午前中かけて、撮影をして、明日また来るといって帰っていった。

Kusuyoさんご一行（笑）さんも来店。

で、僕らもにぎやかで楽しいひと時を過ごさせてもらった。

外は、本当に冷たい北風が吹き、体感温度もマイナス5度。
なぜか、玄関横の石鉢で氷がおったっている。
これって、どうゆうこと？

でも、店の中は、少々暑いくらいである。

薪ストーブの威力はさすがである。

妻と平野さんの話から、自分たちの経験、ポロとの出会いと別れを
話し合った。
僕はいまでも、ポロの体のぬくもりがリアルに感じられる。
妻は、ポロとも出会いを「人生のプレゼントだ」という。
僕らがポロと出会えたことは、僕らの人生にとって幸せなことだという。

本当の幸せというものは、喜びを通してではなく

悲しみと苦労を通り抜けたところに待っているような気がする。

へんな話だが、人生を揺るがすような幸せは、涙の向こうにいるような気がする。

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