天駆けるポロの贈りもの！

2008年6月15日（日）

朝15度、曇り、やや寒い！
良い夢を見て、目が覚め、さわやかな気分だ。
窓辺では、鶯が上手にさえずっているのが、余計に気分がよくなる。
鼻歌が出そうな気分！

開店準備も万端怠りなしで、朝のコーヒーを飲もうとしたら
ウエルカムロードに車が入ってきた。
その車の後を7台ほどのバイクが並んでいる。
そして、そのバイクの後に更に車が2台ほど。
のんびりムードも吹っ飛んだ。

バイクの方々は、同じグループなのだけど、車は全く別々の人だった。
一度に席が埋まった。
お店をするようになって、不思議なことを発見したが
その不思議の典型が今朝また起きた。
すなわち、来客は、波があり、誰も居ないときがあるかと思うと
来店者があるときは、団子になって来店するのだ。
これは全く不思議としか言いようのない現象である。
僕らの方からすれば、ばらばらに来て欲しいのであるが…・・
その来客が引いた後は、しばらく、誰も居なくなり、11時過ぎから
バラバラと来客が続いて、僕らは順調に仕事が出来た。

そんな来客の中に畑野さんもいて、5月18日のコンサートの曲を
ＣＤに録音して持ってきてくれた。
本当に親切な方である。
で、早速、聞くことにした。
「主よ　みもとに近づかん」の曲が流れると、妻は賛美歌を歌いだした。
僕らにとっては、この曲も賛美歌も、生活の中にはなかったのだけど
あのコンサートで、亡くなったポロのために演奏してくださってからは
僕らの生活の中にしっかり根付いてしまったのだ。
この賛美歌と曲は、まさに
「天駆(あまが)ける」ポロからの僕らへの贈りものだ！


　　　　　　　　　　　　　　　　　（フランソワ・ミレー　晩鐘）

「主よ　みもとに近づかん」　（バイオリン　高瀬真理　ビオラ　畑野峻）

ところが3時前ぐらいから、又、来客の大波が来て、
わずか5分～10分ほどで、テラス席含めて満席になり、
結局、満席のためお断りせざるをえない方まであった。
その上、僕らは、もう、大忙しである。
佐々木さんご夫妻も来店！
5時過ぎ、やっとゆとりが出来て、楽しい話が出来た。

佐々木さんは、すごいアイデアマンで、それを商品化して営業されている。
が、安価で効果的な鹿害防止策は、僕と佐々木さんの共通課題であるが
これだけは、いまだ切り札が発案できないでいる。
このところ、鹿の数も増えて、毎晩やってくる。
テラスの側の花まで、食べられてしまい、本当に悔しい！！！
サルは、まあ我慢するけど、鹿だけは、我慢が出来ない。
というのも、もう植物を根こそぎ絶やしてしまうのだ。
多少のことなら、仕方がないと思うけど、根こそぎ、全滅させられては
我慢の限界を超えるというものである。
動物と人間との調和の限界を超えている。
滋賀県も鹿害を押さえる対策を真剣に取り組んで欲しいものである。

話は変わるけど、最近猿も頻繁に来るようになった。
先日、金曜日にkazeに来て見たら、テラスに竹の子の皮が一杯に
散らかっていた。
Kazeの休業日を知っての仕業で、誰も居ないことを良いことに
竹の子を取って、テラスでのんびり食したらしい。
猿知恵もなかなかのものである。

夜は、例のように上田さん宅に「篤姫」を見るためにお邪魔した。
上田さん宅から帰りに、畑をライトで照らすと、もう、鹿がやってきていた。
彼らは、僕らの存在を知ると、しぶしぶ杉林に消えていった。

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