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みんな一生懸命なんだけど・・・ [kazeの風景]

2008年2月24日(日)

朝マイナス4度、今日も吹雪、しかし、夕方青空が出た!
朝、窓を開けて、庭を眺める。
昨夜のうちに、新たに50cm以上の積雪、
ワゴンRの姿が可笑しくて、二人でわいわい騒いだ!



が、外は吹雪だ。
「今日こそ、誰も来ないね、きっと!」
「休業にしようよ」と妻。
「さすがにこれじゃ、除雪する気力がうせるね。でも除雪しないと、僕らも帰れないよ」
朝食の後にうだうだと言ってたら、電話あり、妻が受けた。

電話「回転灯が付いてないけど、今日はお休み?」
妻「いえ、いえ、やってはいるんですけど…・。どこにいるの?」
電話「前…」で、窓から覗くと、ウエルカムロードの入り口に車が止まっている。
電話「いつもあなたたちがはいっていくところはどこ?」
きっとkaze日記で旧道から橋を渡って歩いてはいるのを読んでの質問らしい。
で、妻は、旧道に入る路を説明し「10分ほど待っていただければ、雪を掘ります」と
電話を切ると、スコップを持って、さっさと出て行った。

「10分?」
10分で、行けるわけないと思い、僕も慌ててブル小屋に行き、ブル出動!
妻は、玄関から、せっせ、せっせとスコップで、
ひと一人通れるくらいの除雪を橋に向かってやっている。
やってるけど、庭は広いし、雪は多くて、進まない。
十分過ぎても、まだ、庭の中!
で、僕は、その横をブルでガリガリ掻いてゆく。
橋の向こうを見ると、さっきの車が止まって、名村さんが立っている。
が、そこも旧道を除雪した雪で山になり、橋への進入を拒んでいる。
「あんな所から、来れるわけないよ。
ウエルカムロードに回ってもらうように伝えて」とブルをウエルカムロードに向かわせた。
妻は、手を振って、名村さんに合図していた。
とりあえず、kazeに入れるように、ウエルカムロードの入り口までブルを進め、
そこから一気にkazeの庭に向かって、ブルをうならせた。
それから、庭の雪を押しまくり、とりあえず1台止まれるようにした。
「名村さんは?」と妻に聞くと、
「回ってくると思うけど…・」で、一安心して、除雪は中止。
これで、僕らの車も出せると思いブルを降りた。

ところが、車が1台入ってきた。
「あれれ、お客さんだ!やっぱり除雪しないといけないか」
とまた、ブルに乗り、除雪開始。
駐車スペースつくりをはじめた。
それが終わったがでも、名村さんの車は来ない!
妻に聞くと、「もうあきらめて、別荘に行ったんじゃない」という。
「結構、時間が過ぎてるし、長いこと待ってられないよなあ。」と僕も納得して、
ウエルカムロードの除雪に向かった。

しばらくすると、車がまた1台入ってきた。
みれば名村さんだ。
で、ブルの横をすり抜けるようにして、無事kazeに入っていた。
帰りに寄ってくれたんだと思い、除雪を続けた。

それも終わり、店に入ると、店内はにぎやか。
名村さんとお連れの方、妻の3人が大笑いしながら話しに花が咲いていた。
聴けば、別荘からの帰りではなく、やっと旧道から回ってきたという。
旧道から引き返そうとしたら、民家の屋根の雪が道路に落ちてきて、
そこに車が突っ込んで、動かなくなり、スコップで除雪していたという。
屋根の雪は、堅い塊になっていて、除雪が難しく、近所の上田さんが手伝ってくれたとか。
僕は唖然!

あの時、僕が電話に出ればよかったと後悔しきり。
そんな目にあっても、怒らず、楽しそうに話している名村さんに頭が下がりました。
でも、名村さんには、申し分けないけど、僕も、可笑しくて、笑ってしまった。
おかげで名村さんたちは、モーニングが昼食になってしまった。

お二人が出かけていった後「きっと、一生話の種にされるよ」と僕
「……・」

その後、雪男や雪女さんたちが来店結果、昨日の倍ほどの来客があって、
僕らの予想は、当たらなかった。
愛犬も庭で遊ぶことが出来て、大喜びして走り回っていた。



夕方、また、僕はせっせとテラスの除雪をした。
 
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路渡カッパ

除雪ご苦労様です。
いつまでも雪が降りますね。この前の突風、春一番だと
言うことですが、春風はまだ先なのかな。
この雪の中、いらっしゃるお客さんは嬉しいですね。
まさにwelcome♪僕らも行きたいなぁ、雪のある内に。
by 路渡カッパ (2008-02-25 09:16) 

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