押し寄せる悲しみの連鎖？！

2010年3月29日（月）

朝1度、外は、激しい吹雪。
暖炉の薪がはじく音を聞きながら暖かな部屋の中から眺める
吹雪の山里の景色も捨てたものではない。



が、僕の心はちじに乱れている。
この吹雪のように！
僕には、二人の妹がいるのだけど、その妹たちからメールが何通も来る。
上の妹は、末期がんで、すでに治療の道も途絶え、自宅で療養中なのだ。
療養中と言うと聞こえがよいが、わずかな余命を全うしようとしている。

その妹から、何通もメールが届くが、みんな、誤字脱字だらけで
途中で切れている。
なにかを僕に伝えようと必死なんだろうけど、
意識も根気も続かないのだと思う。
そういう妹のことを考えると胸がつぶれそうで、涙がこみ上げてくる。
何通目かのメールで「あなたにあいたい」とやっと通じるメールが来た。
で、明日は、妹に会いに出かけることにした。

下の妹からは、母親が急変して危ないかもしれないというメールが届く。
いてもたってもいられない気分になる。
かといっても、僕にはどうしようもないことばかりである。

そんな中、4月のギャラリーの出品者、森田さんが作品を持って
設営に来店。
設営が終わると、店内も、また雰囲気が変わった。
森田さんは、2度目のギャラリー出品であるが、
その作品は前回とは、大きく変わり、明るい雰囲気の作品となっていて
外は吹雪の中なのだが春を感じさせてくれる。

 

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