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人間の幸せとは・・・ [人生]

1月8日(月)
朝曇り、気温零度、午後から雨→吹雪
吹雪が収まると、雪はまっすぐ地上に降り注いでくる。
周りの山々は、白くかすみ、麓の杉林の緑を背景に降りしきる雪!
暖炉で暖かな窓辺に佇み、サラ・ブライトマンの澄んだ歌声を聴きながら、
雪景色を眺めていた。


ふと、脳裏に昔、観劇した「はなれ瞽女おりん」
という有馬稲子の演ずる演劇のラストシーンが浮かんだ。
舞台一面に降り注ぐ雪の中を一人行くおりん。
その行き先は孤独と絶望、死への道であろう事を暗示しているように感じた。
悲愴なラストシーンである。

でも、僕は今悲愴な気分になっているから思い出したのではない。
人は、幸せを感じているときでも、
あるいは幸せと感じたからこそ、思い出す「悲愴」があると思う。
僕は、人間本来の姿は、弱肉強食の動物達の世界と変わらないと思っている。
だからこそ、よりよい世界を人間世界に実現するために
努力しなければならないと思う。
人間と他の動物を隔てる一線は、
人間は、その信念のために自らの命さえ喜んで投げ出せるという点にあると思う。
そして、そのような人たちが人間の歴史を前に進めていくのだと思います。
人の一番の幸せとは、前向きな自分の生きがいを見つけ、それを貫けたときに、
天から与えられる自己存在の喜びであろうと思う。

だから、前におりんのラストシーンで、僕は「悲愴」と書いたけど、
別の見方をすれば
おりんは、幸せを抱えて死の道を歩んで行ったのではなかろうかと思う。
人の幸せとは、他人の目にはみえない心の生き方の中にあると思う。

「はなれ瞽女おりん」関係リンク
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Stage/5653/2004/hanare_goze_orin.htm

http://www.kpac.or.jp/review/orin.html

http://blog.livedoor.jp/hanahenro1973/archives/12119356.html

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD18754/index.html


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