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訪問ありがとうございます!
このブログは、「カフェ&ギャラリーkaze」のブログでしたが
廃業に伴い現在は、新規記事はなく、既存記事を保存中です。
記念碑として、活用中なので、分け入って楽しんでいただければ幸いです!
また、兄弟ブログ『風のささやき』及び『風の詩』も是非お立ち寄りいただければ幸いです!

鹿害の抜本的対策を期待する! [kazeの風景]

2013年10月27日(日)

朝7度、曇り。
この秋、一番の冷え込みで、庭は露でびっしょり。
空では雨雲が広がり、どんよりとした一日だった。

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傍の川の水は、増水してはいるが、危険なことはなにごともない。

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久しぶりに畑ガールさんがやって来た。
畑仕事が楽しくてたまらないという。
もう、うきうきして、畑に入っていった。

が、その姿を見ていると、なんだかサルがやって来た時のことを
思い出すのだ。(失礼!)
サルも畑の中で同じ格好をする。
でも、していることは、全く違って、畑荒らしである。

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                   (5月に撮影した庭のサル)

今日も夜明けにサルがやってきて、kazeの屋根を走り回った。
「うるさくて、目が覚めて、眠れなかった!」と妻は怒っているのだが
僕は夢の中で、全く自覚なし!

夕方、山門からの帰りと津原さんが来店。
で、雷鳥が激減してる話から鹿害の話までした。
鹿の害も深刻な事態になっているのに、
どうして政府や自治体は本腰を入れた対策を取らないのだろうと
不思議である。
このままでは、日本の山野は、荒廃してしまい、
災害の元を作るころになると思う。

津原さんが言うには、この前の台風で嵐山が洪水に見舞われたけど
あれは、上流で鹿が山を荒らしてしまったのが、原因の一つだという。
鹿の増加による環境破壊が進んでいるのだ。

 


感慨深いこと [kazeの風景]

2013年10月26日(土)

朝11度、雨、のち曇りの多い晴れ。風も強い。
昨日は、台風27号の影響で、大雨警報が出ていて、
途中から鯖街道は通行止めになっていた。
が、僕らは、お店まで通してもらえた。

川の水も前回の台風の時からすれば、たいしたことはない。
今日は、通行止めも解除されたのか、車も走っていた。
外は、風が強くて、寒い。
急に晩秋になったような気分である。

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大文字草の花も満開になった。

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開店時小学校一年生の娘さんと来店した親子3人さんが来店
今年の12月15日で閉店すると聞いて、残念がっていた。

その娘さんが今は、高校生になった。
将来の希望を聞いたら、ご両親と同じ教員になりたいという。
親子の仲の良さを示しているように思えた。

娘さんが毎年成長していく姿を眺めて10年たったのだ。

今ではすっかり親しくなったご両親がいうには、
今年80歳になるご婦人が入学してきたという。
(母親は、単位制高校の先生)

入学手続きに娘さんが一緒に来て、単位登録をした。
ところが体育が必修なのであるが、曰く
「若いうちに取っておこうね」ということで登録
若いうちと言っても、それが80歳なのである。

それにしても80歳になって、高校に入学して
頑張ろうという意気込みがすごいなあ、と感心しきり。

ましてやその歳には、僕は生きてないかもしれないのだ。

藪田さんが知人と来店、スケッチに出かけて行った。

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そろそろ薪ストーブの出番が来たような気がする。

 


おにぎり遊び [kazeの風景]

2013年10月20日(日)

朝13度、雨!
朝から一日雨が降り続いた。

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こんな日は来店者も少ないので、のんびり。
妻は、読書の一日、まさに晴耕雨読の世界である。

名村さんも来ないのではと思っていたらやってきた!
別荘の軒の下に大きな蜂の巣があるという。
で、蜂退治の蜂ジェットをプレゼント。
早速、試してみると出かけていった。

お昼ご飯は、おにぎりを作ってくれたけど
のりの一部が破れていて、口を開けていた。
「なんかクロスケの顔みたいだね」というと
妻はいきなり箸を突き立てて、穴を二つ開けた。
ますます、クロスケに見えてきて、大笑い。

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妻は自分のおにぎりにも同じことをして喜んでいる。
ついには、赤カブの漬け物をのせた。

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バカなことをして、楽しんだが、お味噌汁は、特別美味しかったよ!

 


kazeの庭は、ドックラン?! [kazeの風景]

2013年10月19日(土)

朝11度、雲の多い晴れ。
さすがに朝は、少し寒い。
夜半に雨が降ったらしく、風景がしっとりした感じに見える。

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玄関横の花壇に、なんとカワラナデシコが一輪咲いていた!

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この時期に咲く花ではないのに、
他のカワラナデシコは、とっくの昔に種をつけて枯れているのだ。
なんだかかわいそうに思えてきた。

その横で、大文字草が花を咲かせ始めている。

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コーリンタンポポも花を咲かせた。
九州の久住高原に育ったコーリンタンポポの株がここで育ったのだ。

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シロバナヤマブキが、紫の実をしっかりつけて秋だと主張している。

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玄関の壺に家から運んだマユミとアブチロンを妻が活けたのであるが
来客の話題にならなかったのが、少し残念。

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今日は、ワンちゃんも来店。
Kazeの庭を走り回って、うれしそうにしていた。
Kazeの庭は、鹿除け網で囲まれているので、すっかりドックラン並。
走り回った後は、お行儀よく車の中で、哲学していたよ(笑)

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閉店時間には、お外は真っ暗。
で、また、kazeの夜景を撮影した。

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中央の外套を消すとこんな風になる。

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いいなあと自画自賛。

 

 


春の宵!? [kazeの風景]

2013年10月14日(月)

朝8度、この秋最高の冷え込み。晴れ。昼間は妙に暖かい。

ジョンクレアのつぼみが開いたと妻は、興奮気味。
先日の花より、かっこいいと撮影した。

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裏庭では、柿の葉が色づき始めた。

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「テレビで見たよー!」って人が今日も来店。
藪田さんの絵を前に、在原の火災事件などについて
妻は、熱く語っていた。
そんな時、当の薮田さんが奥様と来店。
バトンタッチ!

11時から4時までたっぷりkazeを楽しんで帰った
ご婦人のグループさんもいた。

日が暮れて、庭を散歩した。
空には半月が輝き、秋の夜だというのに
春のような妙に生暖かい。
これは、明日は台風がやってくるというが、
台風の先駆けで南の風が吹き込んでいるからかもしれない。

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最近読んだ吉村昭氏の作品「漂流」のことを考える。
この作品は、僕には、大きな衝撃だった。
それは、人の生き方と言うことについて、
深く考えさせられるものがある。

実際にあった事件を作品にしたのであるだけに、
そのインパクトが強烈なのだ。

絶海の孤島、鳥島に漂着した主人公、とその仲間3人、
4年間の内に次々と仲間を失い、ただ一人となり1年半
別の漂着者がやってくる。
そして、数年また別の漂着者たち。
アホウドリを食べながら生きながらえて、
仲間と苦心惨憺のうえ、船を作り、八丈島へ生還する。
その間12年の歳月が流れていたのだ。

苦難に人が出会ったとき、どういう生き方をするかが
生死を分けるということが、見事に描かれている。

特に印象的なのは、真水もなく、木さえ生えない裸の島
着の身着のままで漂着したので、火さえ使えない。
洞窟には、白骨の島で、次々に仲間を病気で失い、
ただ一人、孤独に苦しみ生きること1年半

新たな漂着者からは、長七の姿は、異様に見えた。
髪はぼうぼう、黒い体に白いアホウドリの羽をまとった姿だった。
しかし、長七からすれば、人の姿、人の声が、
神の救いのように思えたという。

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長七の生き方は、なにも彼のように極限状態の時だけでなく
僕らの日々の生活のなかでも、必要なことのように思う。
僕は今、長七の虜になっているような気がする。
静かに月を仰ぎ見ながら、庭を歩き回った。

 


天使の来店 [kazeの風景]

2013年10月13日(日)

朝11度、晴れ。
朝、親子3人連れが来店した。
子供は、2歳の女の子、ちゃんと一人で椅子に座る。
で、注文はヨーグルト。
「バナナ美味しいね」と言って、母親の膝の上に座って食べている。
そうしないと、小さいのでやっとテーブルに手が届くほどで
母親の膝の上でないと、食べることができないのだ。
驚くほどしっかりしていて、礼儀正しい(笑)

帰り際に握手をして別れた。
なぜか、僕らは、嬉しい気分になった。
喜びを運ぶ天使のようだ。

畑では、夕顔が花を咲かせていた。

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コーリンタンポポがつぼみをつけてきた。

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このコーリンタンポポは、大分の久住高原にある
僕らのお気に入りのカフェでいただいたものである。
嬉しいことに、ここkazeでも育ち、その数を増やしている。

さわやかな風に誘われ、

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庭を散歩して、kazeの深まる秋の風景を撮影した。

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                     (ウエルカムロード)

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                  (ウエルカムロードより)

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                     (お隣さん)

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             (ウエルカムロードよりkazeの店舗を望む)

午後、近藤さんご夫妻が久しぶりに来店。
今年の夏は、暑かったのでスエーデンに2週間ほど避暑に
出かけていたという。
で、スエーデンの二人旅の話で盛りあがった。
一度は行ってみたい気がしてきた。

 


狂気の季節? [kazeの風景]

2013年10月12日(土)

朝20度、曇り時々晴れ。
朝から昨日とは逆に寒い!
窓ガラスを外して、窓全開にしていたが、
寒くてまた窓を閉めた。

朝露を踏んで庭を散歩していたら、異常を感じた。
あでやかにジョンクレアが咲いていた。

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オオデマリ、

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狐の手袋の花が咲き、

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夕顔のつぼみが膨れ、

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カラーの葉が青々としている。

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水仙が、競って茎をのばしている。

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どうなってるの?
アザミだけが、親子の花。

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畑の中では、蝶が交尾中!

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正常なのは、庭に出たハタケシメジ!
収穫して、夕飯の宴に供された。
美味しかったよ!
自分ちの庭で収穫できるのが、なお嬉しい。

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が、夜は寒くて、ついにストーブのお世話になった!!!!

 


晩秋のkazeコンサートのご案内 [ご案内]

LUFT PAUSE(やすらぎ)5

演奏者:DUO TAKASE

DUO TAKASEは、
1985年に結成されたバイオリンとピアノの2重奏ユニット
現在米国と日本が主な活動拠点
Luft Pauseは、このユニットのこだわり。
 「LUFT PAUSE・ルーフトパウゼ」と読みます。
ちなみにドイツ語です。
 LUFT「風」 PAUSE「休憩」
 直訳すると「風の休み」となります。
その意味は、「いこい」
 演奏者も聴衆もお互いが
「ほっこりできる」空間を演出することだそうです。

DSC_062111.jpg     DSC_06961111.jpg 
DUO TAKASE
●1985年に結成されたバイオリンとピアノの2重奏ユニット
現在米国と日本が主な活動拠点です。

●高瀬真理(ヴァイオリン)
ウイーン音楽院卒・元読売日本交響楽団ゲストコンサートマスターを経て
現在はフリーランスに音楽活動を展開中。

●高瀬瑞恵(ピアノ)
 札幌大谷音楽大卒・北日本ピアノコンクール特級の部一位なしの3位入賞。
 現在は後進の指導に熱心に取り組む傍ら、コンサート活動も展開中。

DUO TAKASEの願い
▽もちろん姉妹ではなく、正真正銘の夫婦です。
 演奏者と聴衆のお互いが「ほっこりできる」空間を演出することが私達の願いです。

 ●と き:2013年11月10日(日)
        開場:午後1時30分
        開演:午後2時00分
  ●ところ:カフェ&ギャラリーkaze(当店)
  ●チャージ料:¥2,000円(ケーキ・ドリンク付き)
  ●主 催:カフェ&ギャラリーkaze
  ●参   加:完全予約制、申込順(席は自由、指定ではありません)
                 申込受付は、店頭、電話、メール、FAXのいずれかでお願いします。
                *定員になり次第締め切りますのでお早めにご予約下さい。
  ●定員:30名
  ●問合せ先:  TEL 077-599-2132(営業日にお願いします)
           FAX 077-599-2132
           Mail r9_r-2gy@js4.so-net.ne.jp


<お知らせ>
コンサート当日の一般営業は、午後12時30分でオーダーストップ
午後1時30分営業終了(閉店)いたしますのでよろしくお願いします。



鹿の来ない幸せ! [kazeの風景]

2013年10月6日(日)

朝18度、晴れ。
今日も薮田さんと友人が手伝いに来てくれた。
今日はさながら薮田デー。
水彩スケッチ"里の風"展の最終日ということもあり、
今日もまた、薮田さんは大忙し!
僕らも大忙し、今年最高の来店数だった。

朝一番の来店は、名村さんとその友人
で、友人が言うには、「この鳥の声はテープ?」
「とんでもない自然そのものですよ」と僕。

ところで、なぜか10月だというのに蝉の声まで聞こえる。
これってどうゆうこと!?

話は、変わるが鹿除けネットを補強した甲斐があったようで
ここんところ、鹿の侵入はない!
おかげで、庭や畑の花たちは、花盛り。
鹿のいない幸せに歓喜しているようにさえ思える。

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なぜかアイスパーグの花まで
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僕らもうれしい!
このままずっと鹿君がやってこないことを祈る。

 お知らせ
「水彩スケッチ”里の風”展」は、要望により展示期間を
来たる10月26日(土)まで延長いたしました。

 


kazeの夜 [kazeの風景]

2013年10月5日(土)

朝16度、曇ったり晴れたり。
開店時間前から来客が続いた。
友人が手伝いに来てくれた。
薮田さんも来店。
で、彼は引っ張りだこに会い、一日暇なしのホスト役。

京大病院の肺がん病棟で同室だった八木さんご夫妻が来店。
4月以来の再会で、話が弾んだ。
お互い元気に今日までこれたことを、喜び合った。
年末で二人とも術後5年になるのだ。

八木さんは、肺炎をして、
がんと間違えられ3ヶ月の命だと言われてびっくりしたという。
でも、これは、後で誤診とわかり、命拾いをしたらしい。
そんなことがあり得るんだと僕もびっくりである。
気がつけば、閉店時間。

最近は、日が短くなり、閉店時間になるともう真っ暗である。
秋の夜のkazeの風景もすてきな物がある。

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仰ぎ見れば、満天の星
庭を駆け抜ける風の音
虫の声
時折、憎き鹿の鳴き声

 


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