静かに流れる時間

2012年12月15日（土）

朝3度、夜明けまで雨、後曇り。霧深し。



Kazeの窓から向かいの国道がかすんで見えるほど
深い霧に包まれて、車の音さえ、いつもより遠くに聞こえる。
朝日が上がる時間になると、それも少しずつ引いて行った。

今朝のkazeは、まるでヘルマンヘッセの詩「霧の中」の世界である。
霧はやがて、山肌を這う雲となり、天に帰って行く。



が、依然太陽は、霧の中！




世の喧騒から遮断された隠れ家のようで、
すべての時間が止まっているような雰囲気に包まれている。
庭を覆っていた雪も消え、庭が眠っているようだ。
店内では、薪ストーブの薪のはじける音が心を暖めてくれる。
静かな幸せに満たされたような日であった。

 

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