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このブログは、「カフェ&ギャラリーkaze」のブログでしたが
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秋は恋の季節? [kazeの風景]
2012年10月21日(日)
朝7度、晴れ。
空は晴れ渡り、kazeは明るい日差しに包まれて、秋を謳歌している。
(川向かいの民家)
周りをススキ野に囲まれて、
畑では、皇帝ダリアが大きく伸びてつぼみをつけた。
庭に5本あるケヤキは、紅葉し
柿は色づきはじめ
玄関の花壇では、大文字草が花を開き
ミズヒキソウが、色鮮やかである。
イングリッシュデージーが負けじと一輪
玄関横の石鉢の中では、メダカまでが、元気に秋の日差しを楽しんでいる。
鉢植えの吾亦紅も大きく伸びて、穂を風になびかせている。
昨日来店した友人の1人が、この吾亦紅を見ると
若山牧水の素晴らしい歌が思い出されるという。
「吾木香(われもかう)すすきかるかや秋くさのさびしききはみ君におくらむ」
(ひとつ年上の人妻、園田小枝子とのロマンスを詠った歌集「別離」より)
こんな歌を送られたら、心が揺らぐというのだ。
この歌は、牧水が「豊穣の果実など実らぬ、あとは枯れてゆくだけの秋の草」と
二人の恋を寂しい秋草になぞらえたものだといわれている。
また「吾亦紅 または 吾木香」という花の名には、
「我も恋う」という意味を含んでいる。
で、この歌は牧水が園田小枝子へ送った恋の告白の歌ではないかと思う。
好感の持てる男性から、こんな歌を送られたら心が揺らぐのはうなずける。
秋は、ある意味で恋の季節なのかもしれない。
kazeから楽しむ秋・・・
素敵ですね〜^^
ススキに、郷愁のようなものを感じてしまいます。
秋は恋の季節・・・
そうかもしれません。
私が嫁さんに出会ったのも秋ですし・・・^^;
by 名犬ゴン太・・・の兄 (2012-10-24 06:31)
名犬ゴン太・・・の兄さんへ
ありがとう!
やっぱり秋は、恋の季節だったんですね。
名犬ゴン太・・・の兄さんのお話で確信しました(笑)
by kazenotomo (2012-10-24 13:26)
「我も恋う」、ロマンチックですね。
牧水の詩も美しいな・・・ヽ(´∀`*)ノ
by 路渡カッパ (2012-10-25 14:05)
路渡カッパさんへ
牧水の歌は郷愁を誘いますね。
代表作といわれる歌が特にそう感じます。
幾山河越えさり行かば寂しさの終てなむ国ぞ今日も旅ゆく
白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ
白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり
by kazenotomo (2012-10-25 15:36)
とっても素敵な秋の色ですね♪
by miyukimono (2012-10-30 06:37)
miyukimonoさんへ
ありがとう!
嬉しい言葉です。
by kazenotomo (2012-10-31 00:09)