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水彩スケッチ”里の風”展 2012始まる! [kazeの風景]

2012年9月1日(土)

朝23度、晴れ。涼風が一日吹きぬける。
昼下がりの最高気温28度、湿度55%、
9月に入って、急に秋の風情である。
ススキもちゃんと知っていて、穂を出して、風に揺れている。


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今日から9月のギャラリーは、
薮田さんの「水彩スケッチ"里の風"展」が始まった。

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水彩スケッチ13点と絵葉書(10枚セット 1,000円、5枚セット 500円)が
出品されている。

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薮田さんの作品は、柔らかで清涼感のある風景画で、僕も大好きである。
写真では、絶対表現できない癒しの風景画であると思う。
スケッチには、それぞれ、描いた所の説明や作者の思いが随筆風に書かれた
文章がつけられていて、これがまた、なんとも面白く心温まる文章である。

Kazeの近くの民家を描いたスケッチの文章には、僕らも登場している。
その表現が、可笑しくて、二人で大笑いした。
薮田さんの温かな人柄が、一番よく伺える文章でもある。

薮田さんは、日本の伝統的な風景が、年々失われていくのが寂しいという。
だから、せめて水彩スケッチで、残していきたいと、滋賀県を中心に
3百点近い水彩スケッチを、これまで描いてきたというのだ。

Kazeのある葛川木戸口町も、民家は30軒ほどあるが、
常時人が住んでいるは、10軒足らずである。
集落の年中行事には、外に出た人も帰ってきて、みんなで助け合っているが
代が変われば、それもだんだん減ってくようである。
仕事と便利さ、そして冬の雪深さが、人々を、離れさせるという。

住民が減っていく中で、増えるのは、鹿の数と荒地である。
この里でも、すでに鹿の数の方が、人口を上回っているように思える。
日本狼が、人の手で絶滅させられて、
天敵のいなくなった鹿は増える一方なのだ。
その鹿が植物を荒らしていく。
果物は、猿が荒らしていく。

植物で元気がいいのは、ススキだけである。

だけど、僕らを元気付けてくれることもある。
この地が大好きと移り住んでくる人たちもいるということ。
この山里の風景が大好きとkazeを訪れてくれる人たちがいることだ!


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☆ササエ☆

素敵な水彩画ですね。

夏休みにお店に行こうと計画したのです。
道も調べて・・・。
休日しかやっていないのですね。
いつかこっそりカレーを食べにいきますよ(笑)

by ☆ササエ☆ (2012-09-07 21:05) 

kazenotomo

ササエさんへ
柔らかな清涼感のある水彩スケッチでしょう!
計画ありがとう!
いつか必ず実行して、ご来店くださいね。
お仕事も頑張って(笑)
by kazenotomo (2012-09-11 21:42) 

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