元気な中高年!たち [kazeの風景]
2012年5月26日(土)
朝17度、曇り。
朝一に高島の加納さんがやって来た。
83歳になるのに、車を自分で運転するだけでなく、
元気の塊みたいな人である。
今日も何か持って入ってきた。
模造紙を広げると、女の子の絵が出てきた。
「どうしたの?」とびっくりして聞くと
「これから京都駅に留学生を迎えに行くところだ。
そのために自分で描いた。」という。
妻が「welcomeの最後のeが抜けてるよ。」と言うけど
全く気にせず、ご機嫌なのだ。
で、記念撮影となった。
彼は、留学生(高校生)の世話を奥さんに代わってやってるらしい。
かってホームステイで受け入れた留学生がいまや母親になっていると
彼女から送ってきた写真を見せてもらった。
が、亡き奥様のことは、絶対に忘れていない。
シカゴに招待されたときの奥様のアルバムもちゃっかり見せてくれるのだ。
こちらが本命かもしれないが・・・・・
で、コーヒーを飲んで出かけていったが、フト見ると、大事な絵がある!
これは大変と電話番号聞いてなかったろうかと探したりで大騒ぎ。
でも、ない。連絡の仕様がない!
苦労して描いた絵がいざという時になかったら、どんなに落胆するだろうと
思っただけでも、気の毒な気持ちで押しつぶされそうになった。
どうしたものかと頭を抱えていたら、彼が帰ってきた。
もう、僕らは、本当にほっとしたよ。
良くぞ途中で思い出してくれたと感謝の気持ちになった。
お互いに「良かったね!」と言い合った。
外では、野草の花盛り。
(シロツメグサ)
(オキザリス)
(セイヨウノコギリソウ)
(チョウジソウ)
(シャクヤク)
(タンポポ)
テラスに出て眺める。
テラスの下には、アザミが群生して花を咲かせている。
ナニワノイバラも今が満開を迎えようとしている。
向かいの納屋の横では、アイスバーブが花をつけた!
クロマルハナバチが忙しそうに花たちの間を飛び回っている。
この蜂の姿は、黒く丸くてかわいいのだ。
体に比して小さな羽根でおもちゃのようである。
川向の旧道を多くの人が列を成して歩いて来た。
みんなハイキングスタイルである。
と、突然、其の列の先頭から女性の大きな声が、僕の名を呼ぶのである。
びっくりしていると更に名を呼んで、手を振る。
誰だかさっぱりわからない。
妻の友人かもしれないと思い、急いで妻を呼んだ。
が、妻も誰だか分からない。
戸惑っていると、相手の方が「誰だかわかる?」と聞いてきた。
で、妻が「分からない!」と返した。
すると、相手の人が三人の名前を名乗ったのだ。
「わかった~!」と僕。
以前勤めていた職場の人たちである。
僕とほぼ前後して退職した人たちなのだ。
鯖街道を歩くツアーのようである。
今日は元気な中高年のお話でした!
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