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解禁日に思う。 [kazeの風景]

2012年3月4日(日)

朝マイナス4度、曇り、午後からは雨!
今日は、葛川地区の釣りの解禁日なので、少し早めに開店した。
Kazeの側の川原にも、釣り人の姿があった。

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遊魚券を買い求めるお客さんや、夜明けと共につりを始めた人たちが来店。
名村さんも来店。
彼女が来店すると、なぜか気分がパッと明るくなるような気がするのだ。
妻も同じだという。

その名村さんが、かねてから予告していた通りに枝垂れ桜の苗を持ってきた。
それも由緒ある実生の「祇園枝垂桜」なのだ。

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枝も入れて2mほどある。
この祇園枝垂桜は、正式名は「一重白彼岸枝垂桜」といい、
円山公園にある枝垂桜が親元なのだ。
ありがとうございます!!!

Kazeの庭に植えて欲しいとご指名なのだ。
「こりゃ、えらいものをいただいたね」と妻と思案
というのも、植える場所もさることながら、鹿にやられないように
冬には雪折れしないように、雪囲いしなければならない。
それに、植えるっていったって、穴を掘って植えれば良いという単純な
ことではないように思えた。

で、思案の末、知人の「さおりガーデンサービス」さんに相談することにした。

ところで、午後からは風雨!
楽しみの釣りも半日で切り上げて帰る釣り人たち。
それでも、がんばる釣り人たち。

でも、僕は岩魚やあまごよりも鹿の方に関心がある。
鹿も猟解禁にして、誰でも捕れる様にしたら良いのにと思う。
あれほど、鹿の害が全国に広がっているのに、なぜ駆除できないのかと
不思議である。

鹿の天敵である日本狼は絶滅してしまい、人間が駆除しない限り、
鹿は増える一方である。
朽木のある人がいうには
「このままでは、日本の山野は毒草園になる」という。
鹿の食べない毒性の有る植物しか存在しなくなるというのである。

わが、kazeの近くでも、ひとり誇らしげに花を咲かせるのはトリカブト!

貴重な植物も鹿によって絶滅させられてしまうのではと思う。
町で生活している人たちは、(僕も含めてそうだった)鹿の害の恐ろしさが
あまり知られていない。

鹿は、若葉を根こそぎ食べるので、放っておくと、毒性の強い植物以外は
森林も含めて枯れ死してしまうのだ。

地球温暖化が問題になっているとき、一酸化炭素を減らしてくれる植物が
どんどん枯れていったらどうなることであろう。

現在山林を伐採しても、新たな苗木を植え育てようと思ったら、
その区域を鹿進入防止柵と網で囲わないと、
すべて食べられてしまうのである。
猿やイノシシは農作物を荒らすが、鹿は植物そのものを荒らし、
枯れ死させてしまうのである。

Kazeの庭の桜の木も、鹿に幹を深く傷つけられたので、
冬場はテープを巻いて保護している。

わが古里の町も例外ではなく、鹿害に悩んでいて、
日本オオカミ協会の提言を参考に
中国からハイイロオオカミを輸入しようという構想を打ち出しているが、
日本熊森協会などは、
この構想に反対の意見を表明するなど物議をかもしている。
でも、古里の町が作った
豊後大野市有害鳥獣被害防止事業補助金交付要綱」は
すごく評価できると思う。

わがkazeのある滋賀県も大津市もこのような制度を
作って欲しいと思うのだ。
いずれにしろ、獣害対策は、
当面の対策と日本熊森協会などがいう根本的な長期の対策を
しっかり見極めて、両面から行われることを期待したい。


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コメント 4

☆ササエ☆

もう解禁!?
アユ?イワナ?
イノシシなら分かるけど。(納得)
by ☆ササエ☆ (2012-03-06 16:34) 

kazenotomo

ササエさんへ
解禁されたのはイワナ、あまごです。
イノシシは禁猟中です。
by kazenotomo (2012-03-07 12:17) 

路渡カッパ

狼となると人間への害が心配です、野に虎を放つようなものになるかと・・・
エコカー補助金など出すくらいだったら、鹿の駆除のための補助金にしたほうが
よほど自然環境を守ることになるかも知れませんね。
by 路渡カッパ (2012-03-07 16:11) 

kazenotomo

路渡カッパさんへ
オオカミは、家畜には害になるかも知れませんが
人間には、ほとんど外を及ぼさないそうです。
人間の方から仕掛けない限り、襲うことはないそうです。
日本オオカミも人間を襲うから、殺されたのではなく
鶏など家畜を襲うことがあったからだと聞いています。
国も鹿害対策にも力を出して欲しいものです。

by kazenotomo (2012-03-08 21:37) 

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