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素晴らしい印象的な出会い! [kazeの風景]

2011年12月11日(日)

朝零度、晴れ。
長岡さんご夫妻が来店。
僕らの北海道旅行記「北の国を行く」を読んで、お勧めの本を持ってきてくれた。
「富良野・美瑛の四季の歌 トロールの森から」というタイトルの本である。

from the foreaut of trold.JPG


北海道に魅せられた若いカップルが、660坪の落葉松林を買って
アトリエ兼宿を始めたという。
建物の完成日にそこで結婚式をあげたという堀内夫妻の本である。

文は奥様、写真はご主人の本であるが、奥様の文章がとても魅力的である。
写真の方も、素晴らしい!
で、一気に読んでしまった。

素敵な本をありがとうです。

午後、娘さんご夫妻と子供さんと一緒にご婦人が来店した。
子供と父親は、子供が車で寝ているというので、車にいるという。
そのご婦人がポロを二度読み返して、二度泣いたというのだ。
オーナを見る目まで変ったと、いたくほめてくれた。

妻が僕に「子供さんは眼力のある女の子だよ」という。
「なんで?」というと、「見れば分かる」という。
しばらくして、父親とその子が玄関を入ってきた。
両手で両頬を掻くような仕草をして「カリカリ、血、血」という。

口元から頬にかけて、赤い口紅でも塗ったかのように赤いのだ。
びっくりしている僕らに、両親は「アトピーでかきむしってしまうのだ」という。
「血が出ても、全然痛がらない」という。

まだ3歳にならない色白の女の子が頬を赤くしているのは、見た目には
すごくかわいく見えるのだ。
しかも、目元がくっきりしていて、話しかけると、食い入るような目線で
僕らを見つめるのである。

妻のいう「眼力がある子」と言う意味がすぐ分かった。

帰るとき、玄関でその子が振り返り、「ありがとう」と頭を下げた。
僕らはもう、びっくりなのだ。
なにか素晴らしい子供に出会ったような気分になった。
本当にこちらこそ、ありがとうである。

ところで、今日は寝不足なのだ。
昨夜、皆既月食があるというので、妙に妻が騒ぎ立てるのだ。
いわく「もうあんたの生きてるうちに見れないかもしれないんだよ」
言われてみればそうかも知れないと思い、写真に撮ることにした。

月がだんだん欠けていくのを、庭から撮影するのだけど、
なにしろ外はマイナス2度になっていて、寒い!

夜露にぬれないようにカメラ君にも服を着せて撮影するのであるが
寒いのでバッテリーも震え上がって、早くギブアップするのだ。

IMG_3344.JPG

IMG_3360.JPG


IMG_3361.JPG
            (フラッシュを焚いたら、こんな写真になった)


IMG_3386.JPG


IMG_3391.JPG

で、皆既月食になり、赤いぼんやりした丸い月になる。
すると、空は、今度は満天の星!

妻は、北極星がどうの、北斗七星がどうのと騒ぐけど、
僕はメガネなしでは見えないのである。
で、メガネをかけて、眺める。
見える星が一段と増える。

「綺麗だね」「すごいなあ」と眺めていたら、首が痛くなった。

で、今度は、月が反対側から輝きだすのを待った。
が、これがなかなか始まらないのである。
その上、妻は、「もういい」とさっさと寝てしまった。
僕は戸惑ったけど、やはり撮影することにした。

カメラ君の服はびっしょりで、おまけに凍り始めている。
夜中の1時過ぎになって、やっと、月の左下弦が輝き始めた!

IMG_3393.JPG

やれやれの深夜でした。


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