晩秋のkazeコンサート「LUFT PAUSE 3」 [kazeの風景]
2011年11月26日(土)
朝4度、晴れ。
昨夜は、雨だったが、今朝は、いい天気になったのでホッとした。
爽やかな風がこの谷を吹きぬけていく。
今日は「晩秋のkazeコンサート」の日である。
朝一、録画をしてくださる畑野さんが、高価なマイクを新調して
設営に来店。
午前中からkazeに来て、ゆったりとkazeの田舎を楽しんでいる予約者も
あり、kazeは、いい雰囲気!
DUO TAKASEの標語でもある
タイトル「LUFT PAUSE」(「ルーフトパウゼ」と読みます。ドイツ語)
LUFT「風」 PAUSE「休憩」、直訳すると「風の休み」となります。
その意味は、「いこい」、演奏者も聴衆もお互いが「ほっこりできる」空間を演出する
と言うことだそうです。
定刻、エルガーの"愛のあいさつ"で演奏が始まった。
同じ演奏者の同じ曲は、よく聴いているが、
やはり、生演奏で聴くのとは全く違うように思える。
胸が熱くなる思いがする。
音楽は、やはり、CDよりも、生演奏だと、つくづく感じさせられた。
一部が終わり、ティータイムになると、僕らは、一番の大忙し!
飲み物とケーキがテーブルに並び、和やかな話し声で会場は一杯。
ウエルカムロードの入り口には「本日コンサートのため、営業は午後1時で
終了しました」と看板を出しているのであるが
それでも、入ってくる車があるので、そのたびに僕は飛び出して行き、
丁寧にお断りをして帰っていただいた。
二部は、バッハの協奏曲第二ホ短調で始まった。
参加者の中から希望を募り、一緒にバイオリン演奏したりして、
会場は一層和やかな雰囲気となった。
バイオリン奏者 高瀬真理さんの、上手な会話とリードには、感心した。
バイオリン演奏に手をあげた人は、二人の男性。
生まれて初めてバイオリンを持ったという男性は、もう大喜び!
高瀬さんのいうには、他の会場では、手を上げるのは、女性ばかりなのに
この会場は、男性のばかりで驚いたという。
高瀬さんは、2歳の頃からバイオリンの練習を父親から強制されたたとかで
そのとき使っていた小さな子供用のバイオリンを持参して、
それで演奏もしてくださった。
DUO TAKASEが目指す
"演奏者も聴衆もお互いが「ほっこりできる」空間を演出"が実現した。
最後に参加された方に僕が「ほっこり出来ましたか?」と聞くと、
「YES!」と大きな拍手が起きて、僕もすごくいい気分になった!
苦労があったけど、コンサートして本当によかった
という気持ちでいっぱいになった。
まさに至福のひと時でした。
みなさん、本当にありがとう!
観客も演奏者でしたね!
by 斗夢 (2011-11-29 21:07)
斗夢さんへ
そうなんです。
それがまた、演奏者と観客の距離を一気になくしました。
会場がすごく和やかさで盛り上がったんです。
by kazenotomo (2011-11-30 18:05)