落し文あり！

2011年5月16日（月）

朝16度、曇り、時折晴れ。
平日なのでのんびり構えていたら、懐かしい人たちが次々と来店した。
で、話も弾んだ。

山瀬さんが6月ギャラリー出品者の山本みつるさんと来店した。
6月のギャラリーは、山本みつるさんの「山本みつる童画展」なのだ。
かわいい子供たちの明るく元気な姿を描いておられるが、
大人の私たちでも、心が癒される作品である。



6月のギャラリーは、どんな雰囲気になるのだろうと、今から楽しみである。

テラスで、景色を楽しんでいた妻が、テラスの傍にあるナニワノイバラに
「落し文」を発見した。





まだ、落ちてないが（笑）、確かに「落し文」である。

これはオトシブミ科の甲虫の巣なのであるが、落し文に似てるところから
命名されたとかで、俳句の世界では、夏の季語だそうである。
Kazeもまちがいなく、初夏なのだ。

で、俳句をちょこっと

落し文めつたやたらに落しあり　　西山美枝子

哲学の径何書ける落し文　　　　　品川鈴子

電子メール打つ世に拾ふ落し文　　久保田雪枝

落し文拾ふて下る女坂　　　　　　芝　尚子

化野の誰も拾はぬ落し文　　　　　朝妻力

妻ゐれば無言で拾ふ落し文　　　　ワシモ

ではでは！

 

タグ：落し文 山本みつる 童画展 ナニワノイバラ 俳句 季語

コメント 2

落し文・・・自然にじーっと目を注いでいる方がいらっしゃるんですね。
あまりにも即物的なことばかりに目がいくようで恥ずかしいです。
by 斗夢 (2011-05-19 14:00) 

斗夢さんへ
落し文は、なんかロマンチックな想像ですよね。
そのうち、木から落ちて、そこらに転がるんです。
kazeもテラスに落していきますよ。
これも当初、僕らも知らなかったんだけど
お客さんが教えてくれました。
by kazenotomo (2011-05-19 16:25)