九州は大雪だった! [生活]
2011年1月20日(木)
寺のお手伝いも兼ねて帰省した。
ところが、思わぬ大雪に出会った。
真っ暗な大分港から別大国道を走り、別府から雪道を由布院に向かう。
狭霧台から、まだ明け切れぬ由布院の町を眺める。
由布院からやまなみハイウエイに入るが、すごい雪である。
長者原の朝日台にたどり着くが、カフェは、まだ開店していない。
そこから飯田高原を突っ切り、牧の戸峠(標高1330m)を超えて
瀬の本高原に下る。
沿道は、冬枯れの木立が雪の花を咲かせていた。
九州でこんな大雪に遭遇なんて思ってもみなかった。
瀬の本高原からは、阿蘇の連山が見える。
左端が根子岳、中央が高岳、右に今でも噴火している中岳である。
ここを通ると笑えてくるのが「なにこれ-風景編」じゃないけど
高原のど真ん中に人家も見当たらないのにきれいなポストがあるのだ。
瀬の本高原は、九重高原より低いけど、一番高原らしいところである。
が、なぜか牧場には星条旗が、それも5本も立っている。
なんか不思議な高原である。
九重高原のきれいな日の出の風景
こちらは九重高原からの阿蘇連山の眺めである。
そして、久住山、パーキングではしゃぐ妻!
こちらは僕、後ろの山は大船山!
6月には、この山はミヤマキリシマの赤い花で覆われ、ピンク色に見える。
高原で出会った地元カメラマンと談笑する妻!
こちらは、「空」という地名のある場所。
車で行ける最も高い場所なのだ。
で、わが生家への道は、娘がデザインしたこの看板が目印。
東洋のナイヤガラと言われる「原尻の滝」公園に建っている。
後は、この看板が案内してくれる。
案内にしたがって進めば、眼前に、寺が見えてくる。
裏山の白い建物は、鐘楼である。
日本にここだけしかない六角の鉄筋白亜作りの鐘楼なのだ。
山門の下には、この看板!
で、我が生家に到着。
1月9日~10日に親鸞聖人御正忌の法要が行われた。
多くの門徒の方が法要に参列して、寺は大忙しだった。
今全国的に、来年1月が親鸞聖人750回大遠忌にあたり、
今年は、4月から本願寺で法要が行われることになっている。
おりしも作家の五木寛之さんが新聞で「親鸞」を連載中である。
まあ、僕らは、今年94歳になる母親への親孝行も出来て、いい帰省だった。
雪で大変だったでしょうが、素敵なドライブでしたね!
ふる里はいいもんですね、お母様もご長命で。
ポロの本に書かれていた方ですね。
by 斗夢 (2011-01-25 05:40)
斗夢さんへ
この年になるとつくずく古里にあこがれます。
中島みゆきの「異国」ではないけど
「悪口ひとつも自慢のように
ふるさとの話はあたたかい
忘れたふりを装いながらも
靴をぬぐ場所があけてある ふるさと」
です。
by kazenotomo (2011-01-25 17:08)
斗夢さんへ追伸
ポロの本に出てくる母親です。
by kazenotomo (2011-01-25 17:09)
懐かしい場所の写真が一杯ですね~。
大分でこれ程の雪は、本当に珍しい事!!
綺麗ですが、早朝のやまなみハイウエーは凍ってませんでしたか?
読んでいてその事の方が心配でした。
そしてお母さんやご姉妹にお会いできて良かったですね。
新聞小説の「親鸞」毎日楽しみに読んでいますよ。
先日はその新聞にギャラリーkazeさんの写真も載ってました。!!
春になったら京都の本願寺前大変な事になりそうです。何百台と観光バスがやって来るそうですから・・。
by ayaya (2011-01-25 21:42)
ayayaさんへ
早朝のやまなみハイウエイは、いてついていました。
狭霧台で出会った佐賀ナンバー方が、チェーンをしてきたので
なんと用意のいいことだとびっくりしていたら
相手の方は、チェーンもせずにいる僕らのほうにびっくり!
で、お互い大笑い!
なんでも、車が1回転して驚いてチェーンを装着したとのことでした。
4月には、生家の寺も門徒衆を引率して教徒に来るそうです。
京都新聞の「親鸞」は、大分合同新聞にも連載されていましたよ。
両方の新聞社に原稿出しているのでしょうか?
by kazenotomo (2011-01-26 00:45)