晩秋のkazeコンサート「LUFT PAUSE 2」 [kazeの風景]
2010年11月28日(日)
朝4度、晴れ、午後曇り。
梅本ご夫妻が来店。今年のクリスマスコンサートについて話し合う。
日程は、12月23日(木・祝日)午後2時30分の開演で行うことになった。
内容については、ヴァイオリンコンサートの予定である。
詳細が決まり次第ホームページに掲載することにした。
今日はDUO TAKASEさんのコンサート「LUFT PAUSE 2」である。
(高瀬 瑞恵さん) (高瀬 真理さん)
「LUFT PAUSE 1」は、2年前の11月30日に実施したのであるが
そのとき、僕は、迷い迷った末、肺がんの手術を受けることにした時である。
担当医の先生が11月に手術を薦めてくれたが、このコンサートのために
12月に伸ばしてもらったのだ。
担当医は、あきれた奴だといわんばかりの顔で僕を見ていた。
どうして手術をするのを迷ったかというと、
僕は重度の肺気腫をすでに患っているので、その上、肺を一部切除すると
これまでのような生活が出来なくなるのではと思ったからである。
酸素ボンベなくては、普通に動けない体になるくらいなら、手術をしないで
置こうと考えたのである。
そのために寿命が短くなっても、残された命を有意義に生き抜けば、それで
思い残すことはないと考えていた。
何度も担当医と相談し、手術しても現状の生活が十分可能であるという
結論に達したので手術を受けることに決心したのであった。
コンサートは、高瀬真理さんの興味深い話と素晴らしい演奏で、
会場は、大いに盛り上がり、和やかな雰囲気に包まれた。
最初の曲「愛のあいさつ」でみんな両隣に座っている方と握手で
あいさつをすることになり、いっぺんに会場はなごやかな雰囲気となった。
「グノーのアヴェ マリア」では、涙する方もいて、感動を巻き起こした。
最後にみんなで「聖しこの夜」を合唱した。
僕は、アンコール曲のひとつとして演奏された「主よ 御許に近づかん」の曲に
強くこみ上げるものを感じ、「主の御許」に行ったポロが、ありありと胸に
よみがえってくるのだった。
この曲も2年前の5月、
ポロが主に召された後行われたカメラータ・アジキス コンサートで、
高瀬さんと畑野さんが、ポロに捧げる曲として演奏してくださった。
その曲が始まるやいなや、僕は大泣きをしてしまったのだった。
僕にとっては、特別の曲なのだ。
ところで、このコンサートには、遠くは香川県、名古屋市や舞鶴市からも
ご参加いただいた方もいて、その人たちの気持ちに感動しました。
コンサートが終わり、感動を胸に参加者が帰っていった。
三武さんご夫妻も、ギャラリーが今日で終わりなので、作品を撤収して帰られた。
夜の店内は、なにかガラ~ンとした雰囲気になり、なんとなく寂しくなった。
そんな時、コンサートに参加されていたご婦人から電話があり
「今、3人でアーカスで『アンのピクニックセット』食べている。」という。
コンサートの後、まっすぐにアーカスに足を運び、
僕のプリンス・エドワード島」の写真展と映画「アンを探して」を見たという。
で、「大変充実した楽しい一日を過ごすことが出来て感謝してます。」という
喜びと御礼の電話だった。
今日は、僕らのkazeの標語
「訪れる人に安らぎを 帰る人に幸せを また来る人に 喜びを!」が実現した日だった。
他人の喜びが、そのまま自分の喜びになる一日だった。
お世話になりました。ブログを読んでいると・・ご苦労が手に取るようにわかります。本当に、私たちも幸せと、元気をいただきました。
23日は、バイオリンのコンサートなんですね。ご準備に追われますね。
私たちも、12月は忙しくしていますが、陰ながらお祈りしております。
ご夫妻のご健康が支えられますように。よい時間をありがとうございました。 感謝 高瀬
PS 家内は、瑞恵です。^^;よろしくぅ・・・
by DUO TAKASE (2010-11-30 23:04)
DUO TAKASEさんへ
こちらこそお世話になりました。
大変有意義な時を持つことが出来て夫婦で喜んでいます。
本当に皆さんに支えられているんだと実感しました。
奥様の名前訂正いたしました。
申し訳ありませんでした。
奥様にもよろしくお伝えください。
by kazenotomo (2010-12-01 01:10)