世紀を超えて

2010年11月13日（土）

朝5度、曇り、でも薄日がさす日。
朝からしげしげとカケスがパンを取りに来た。

三武さんが、読書会の皆さんと来店。
今日は、三武さんの陶芸展に文字通り花を添えてくださっている
アートフラワーの作者がご家族と来店。
ところで、この作者は、なんと101歳のご婦人なのだ。
杖もなく、店内を自由に歩いている。
フト姿が見えないと思ったら、本棚の前に座り、読書！
とても101歳とは思えぬ元気な方である。



僕らも100歳を超えた方にお会いするのは、初めてのことである。
で、自作のアートフラワーの横で三武さん、ひ孫さんと記念写真。






曾孫さんは、1歳なので、年齢差1世紀なのだ！
ご婦人の表情がほんとに穏やかでやわらかである。
1世紀を生きた人の貫禄と人柄がうかがえる。
彼女を取り巻くご家族も明るく愛情に満ちたものを感じさせてくれた。
作者の人生に興味津々である。

夕方、トラックが入ってきた。
浦崎さんが薪を比叡山から運んできてくれたのだ。
ちょうど来店していた平野さんも手伝ってくれて、薪小屋に降ろす。
が、僕は腰痛のため、手伝いが出来ない。申し訳ありません。
おかげで薪小屋に薪がたっぷり。
この冬は、これで越せそうである。



彼は、kazeのために、ナラの木を倒し、風のストーブ用に30cmに切り、
乾燥させた上に薪割までして、車で運んでくれたのである。
彼のボランティア精神に感動・感謝である。

新聞やテレビでは、悲惨で暗い報道が多いけど
アートフラワーの作者や浦崎さんのような方々の報道も力を入れて欲しいと
つくづく思うのだ。
そうすることで、暗いムードの世の中に少しでも、光を当てることが出来ると思う。
報道のあり方も考えさせられる日であった。

 

タグ：アートフラワー 101歳 ひ孫 陶芸展 薪 報道 世紀を超えて 読書 元気 家族 ボランティア 新聞 テレビ

コメント 2

たくさんの薪ですね。これ、ひと冬分ですか？
年齢差一世紀、なんとも不思議な気分がします。人間って、こうやって血を受け継ぎながら、地球で生きているんですね。
by carotte (2010-11-18 22:04) 

carotteさんへ
薪は一冬分ですよ。
考えてみれば人類も不思議な連鎖の中にあるんですよね。
とにかく感動しました。
by kazenotomo (2010-11-18 22:27)