桜の手入れ [kazeの風景]
2010年10月2日(土)
朝14度、晴れ、午後雨。
桜の枯れ枝切りした。
桜の葉が散ってしまうと、どれが枯れ枝なのか
判別が難しくなるのだ。
ついでに天狗巣病にかかった枝も切った。
毎年、この病気にかかる枝があり、切って焼却している。
放置しておくとどんどんまわりの木にも伝染してしまうのだ。
さらに箒状の枝に覆われ、花を咲かせなくなる。
終には木自体が枯れてしまうのである。
滋賀県内でも、この病気の桜を放置していたために、並木のすべての桜が
天狗巣病に冒され、全く花を咲かせなくなったので、伐採したところもある。
そう、放置しておくと桜の名所もなくなるという恐ろしい病気なのだ。
で、枝打ちをしていたら、桜の幹がえぐられているのを発見!
桜の敵は天狗巣病だけではなかった。
鹿も桜の敵である。角で幹をえぐり、樹液をなめるのである。
これも、放置しておくと、木本体が枯れてしまいかねないのだ。
こういうことを考えると、桜の名所と言われるところは、
桜の花を愛でるだけの人には見えない影の、日頃の桜を守る人手があるからこそ
名所であり続けることが出来るのである。
僕らもkaze開店して、ウエルカムロードの桜並木を管理するようになって
初めて、そのことを知ることになったのだ。
おサルのボスさんがカブで来店。
早速、ポロのお墓に花を手向けてくれた。
おサルのボスさんは最近忙しいのだ。
なにしろ、娘さんの美佳さんが、マウンテンバイクの競技で
あちこちの大会などに参加するため、おっかけしてるのだ。
彼女は、全日本マウンテンバイク選手権大会エリートクラスで2位に入賞。
で、福井テレビ チカッペ!で独占出演!
男親としては、追っかけしたくなるのもわかる!
おサルのボスさんがかえるころ、ウエルカムロードには鹿の姿!
月曜日には、森林組合から、緑化テープを買ってきて、桜の幹を
保護しようと妻と話し合った。
テラステーブルのカップを片付けようとしていたら
コップにしがみついて離れない虫が居る。
振っても、たたいても、びくともしないのだ。
「そんなことしても絶対に離れないぞ~!」とがんばっている。
これ、はじめてみるけど、なんという虫なんだろう?
体の割りに黒い足が長くて太い!
知ってる方がいましたら、教えてください。
こちらでも農家の皆さんが、サル・鹿の被害に泣いています。自然の破壊、手入れが出来なくなった山林、ペットとして飼えなくなった外来種の放置等・・・生態系が狂ってしまっています。
娘のシリーズ戦も、今週末(9日)の石川県・瀬女高原で一区切り、来シーズンのゼッケンがひとつでも上がる事を望み応援に駆けつける予定です。
by おサルのボス (2010-10-06 08:06)
おサルのボスさんへ
娘さん、またまたがんばってゼッケンをきっと上げますよ!
ちょっと天気が心配ですが、僕らもかげながら応援しています。
by kazenotomo (2010-10-07 11:43)