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書かずにはいられないことがある。 [人生]

2010年7月31日(土)

朝24度、曇り時々晴れ。
朝から暑いが、テラスには、風があり、涼しい。
朝食の準備が整い、二人で一口食べたら、車が3台入ってきた。
開店時間は、まだなのにと立ち上がった。
朝食中止!
戸惑っている僕らにお構いなしで7人のグループが、お店に入ってきた。
で、アイスコーヒーでよいというので、応じることにした。
やがて、もう一台入ってきた。
名村さんだ。
僕らのあわててる様を見て、「朝から来客はないと油断してたんでしょう!」と
ちくりとやられた。
図星なので、笑うしかない。
で、朝食は、それぞれ、合間を見て食べるしかなかった。

午後になると、さすがに気温も30度まであがった。
Kazeはエアコンがないので、扇風機と天井扇だけだけど、
自然が味方してくれて、風が吹いてくれるので、まあ、すごしやすい。
京都市内からきた人に「暑いねえ」というと「ここは涼しい」と言う。
7月にkazeが30度になるのは、初めてではないかと思う。
確かに今年は、早くから暑い!

しかし、鹿が荒らした玄関の花壇では、植物が息を吹き返してくれた。
暑さにめげずバコパが白い可憐な花を咲さかし続けている。

IMG_5922.JPG

茎しかなかったにミニバラに一輪花が咲いた。
まさに花の名前のように「一番星」の感がある。

IMG_5920.JPG

その横の鉢植えのミニバラにも、新しくつぼみが膨らんできていた。

IMG_5933.JPG

なんだか、うれしくなった。
鹿から守ってやらなければと、肝に銘じる。
鹿は、花そのものは食べないのかと思っていたが、納屋の横に一輪咲いた
赤いバラの花が、昨日kazeに来ると食べられてなくなっていたのだ。
鹿に食べられても、食べられても、花を咲かせようとがんばるバラたちの姿に
感動さえ覚える!

それに比べて、自分の子供を身勝手に放り出して餓死させる人間の母親は、
くずだ。まさに人間失格者だ!
大阪で30日にわかった2児遺棄事件のことである。
また、通報を受けても、いい加減な対応しかしなかった
大阪こども相談センターの職員には、怒りさえ感じる。
所長は「特段の対応はしていなかった。3回目の通報以降、
安否確認をしていないことには、反省も後悔もしている。」だって!
インターフォン鳴らすくらいは、誰でも出来る。
通報の内容をきっちと確認できるまで、行動をとるのが、
公的機関の仕事だろうに。
そのための組織であり、職員が配置されているのではないのか!
警察とも協力し、部屋の中を確認していれば、
幼い二人の命を救えたはずではないか!
はっきり言って、職務怠慢もはなはだしい!

母親に見捨てられ、死んでいった二人の心情を思うと
胸が張り裂けそうな気分になる。
僕にはとても、人ごとに思えないのだ!
母親に捨てられる子供がいることぐらいセンター職員なら、
知っていたはずである。
過去の事例では、映画にもなっている。
是枝裕和監督の「誰も知らない」がそれだ。
彼は「演出ノート」で「この映画のモチーフになったのは、一般には
『西巣鴨子供4人置き去り事件』と呼ばれるものである。」と明言している。
2004年のカンヌ国際映画祭で大絶賛を浴びて、主演の柳楽優弥(やぎら ゆうや)
君が日本人初、カンヌ史上最年少の最優秀男優賞を受賞し、
日本でも一躍有名となった映画だ。

こども相談センターの職員は、通報があった時点で、
"子供置き去り"ではと、疑問のひとつも感じなかったのであろうか?
これまで、僕は、このような事件などについて、ブログには書かないできた。
でも、今回の事件だけは、どうしても書かずにはいられない気持ちになった。
二度とこのような事件を見逃さないように、して欲しいと思う。

 


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carotte

この時期はお忙しいのでは???

2児遺棄事件、おっしゃる通りです。
対処する側が子供の人権というのをしっかり自覚しないと一歩踏み出せないという気がします。
by carotte (2010-08-04 10:23) 

kazenotomo

carotteさんへ
ありがとうございます。
子供の受難の時代が来たような印象を受けています。
困ったものです。
by kazenotomo (2010-08-04 11:04) 

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