通じ合うもの [kazeの風景]
2009年10月25日(日)
朝8度、晴れ。
朝日の当たりだした西の里山は、綺麗に紅葉して、
眺めているとすがすがしい気分になる。
が、どうも不満な点もある。
何故か紅葉が、僕の目には例年になくくすんでいるような気がする。
いろいろと考えていたら、ふと、その原因が
カナダの紅葉が目に焼きついたせいかもしれないと思った。
ローレンシャン高原の燃え立つような鮮やかな紅葉がすごく印象的だった。
(ローレンシャン高原 モン・トランブラン)
庭の数少ない柿の実も色づいてきた。
さすが日曜日で朝から来客が途切れなくあった。
薮田さんが、珍しく奥様と来店。
海外旅行の話で盛り上がった。
薮田さんは、ニュージーランドの秋も素晴らしいという。
ニュージーランドの秋は紅葉ではなく黄葉だという。黄色一色なのだという。
それもまた、素晴らしい眺めだと思う。
僕らは、ニュージーランドの風景は、映画「ピアノ・レッスン」でしか知らない。
久しぶりに三武さんご夫妻が、元気な姿を見せた。
三武さんは、わがkazeで数回陶器展をされている方なのだが
今年は事情により見送りとなった。
で、来年は、魅力的な作品展になると思う。
三武さんは、友人達と朗読会もなさっていて、例会で
「朗読者」を取り上げて話し合ったという。
そんな折、ふと我がkazeのブログを見たら「朗読者」のことが掲載されていて
びっくりしたという。
僕らの方は、昨夜、三武さんのことを話していただけに、来店にびっくり。
不思議となにか通じ合うものを感じた。
妻は、それで興奮してか、ぬかずけをひっくり返してしまい、
ぬかずけが厨房中に飛び散り、その片づけで大騒ぎ!
「なんで、この時間にぬかずけなんだよ!」と思うけど、後の祭り!
でも、僕は、「コーヒーが大変美味しかったよ」とほめられ、いい気分になった。
5時過ぎ、7人グループが来店。
妻が午前中に来店した友人に話をしていた人のグループだ。
その人たちは、お店に入るなり「まだ、大丈夫?」と聞いた。
「勿論」というと「ああ、良かった。閉まっていたらどうしょうと思ったよ」と言う。
小浜にご馳走食べに行っての帰りだそうだ。
で、彼らが本日最後の来客となった。
外が真っ暗になったkazeをにぎやかに帰っていった。
妻は、ますます、不思議と通じ合うものを感じたようである。
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