可笑しくも変な日 [kazeの風景]
2009年9月5日(土)
朝21度、晴れ。ひんやりした空気の朝。
朝の光りの中kazeもすっかり秋を感じさせてくれる。
見ていると、光りに暑さではなく、ぬくもりを感じる。
開店と同時にボッボッボという車の音。
いつものご婦人が来店、いつものようにモーニングを注文。
食後に世間話。
僕らの自宅のセキュリティは、関西電力のSOSシステムを利用してる
という話から空き巣の話になった。
ご婦人の空き巣と出合った話が非常に愉快だった。
彼女が学生時代に友人と借家をしていたのだけど、
ある日家の鍵を忘れて出てしまい、取りに家に帰ると、
すでに友人も出かけていて家に入れない。
何処か開いてるとこないかと探していたら、
ちょうど友人の使っている部屋の窓が開いたので、
ヨッコラショと中に入ると、若い男性がいた。
で、「あんた空き巣でしょ」というと「ハイ」というので、
「出て行って」というとその男は、素直に出て行こうとする。
彼女はたたみけえるように「盗った物は置いていきなさい」というと、
男はポケットからお金を出し、窓から出ようとするのだけど、
何か躊躇している。
窓の下は友人のベットになっていて、布団が敷いてある。
出るためには、そこに乗らないと出られない。
が、この空き巣君、その布団を踏んづけることに躊躇しているのである。
そこで彼女が、布団をたたんだら、窓から出て行った。
みれば、靴は、窓の外にちゃんと脱いで空き巣に入っていたというのである。
「怖く無かったですか?」と妻は言うけど、「全然」だそうっだ。
なんとも可笑しい空き巣でお金も返していったので、
警察に言う気にもなれず、友達にそのことを連絡したら、
「なにいってんの、直ぐに警察に連絡しなさい」といわれ、
連絡はして、調べてもらったけど、
結局、その空き巣君は、見つからなかったとの事。
「今時考えられない、お人よしの空き巣だね」と僕らは、大笑い!
今日は朝から大笑いで一日良い日になるかな?
午後電話あった。
「今、関西電力の電気代が安くなるご案内をしています。
私は○○○の△△△と申します。はい。」
「・・・・・?」
「電気代が安くなるのをごぞんじですか。はい。」
「知りません」
「月額12,000円以上お払いの方やご家族が3人以上のお宅では、
電気代が安くなるんです。はい。」
「そうですか」
「今、電気代をどのくらいお支払ですか?はい。」
「12,000円以上です。」
「ご家族はなにんでしょうか。はい。」
「あのう、ここは店舗だけなんですけど、それでもいいんですか?」
急に声のトーンが下がって
「お邪魔しました。それでは・・・」
「もしもし」というけど、今度はツーという電話の切れた音が流れてきた。
「エッ、なんなんだこれ」と僕はポカーン。
僕はこの話し方の人は、非常に苦手なのだ。
最近、テレビなどでもインタビューで、話した後、必ず「ハイ」を付ける人が
多いように思うけど、それが不思議でならない。
そういう話し方を聞くと、僕の頭は拒否反応示してしまうのだ。
電気代が安くなるのは利用者にとって嬉しい事だけど、
お金と時間を使って、勧誘している会社は、なんで収入を得てるのだろうと
不思議である。
続いて、また、電話があった。
「今滋賀県でお店をされてる方に無料でホームページを提供しています。
○○○の△△△といいます。営業に大きなプラスになると思います。
つきましては、そのご説明にあがりたいのですが、何時お伺いしたら良いでしょうか?」
「あのう、ホームページは、すでに持っているのですが・・・・」
「どういった業者の方に依頼されているのですか」
「自分で作ってます。」
「そうですか」
で、また電話はツー音。
なんじゃいな、アホクサ!
今日は、可笑しくも変な日だった!
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