心優しい人たち

2009年3月7日（土）
朝2度、晴れ。



空は、明るく山々を照らしているのに、
Kazeの庭では、風が激しく泣いている！
ドアを開けて、入れてくれとせがむ。
話を聞いて欲しい悲しいことでもあったのだろうかと思う。
その悲痛な叫びを聞いていると、ポロのことを思い出してしまった。
ポロが風に乗って、訪ねてきたような気がして、
ドアを開けようとしたら、ドアが勢いよく開き、すさまじい強い風が吹き込んで来た。
室内のリーフレットが、舞い上がり、床に散らばった。
力を入れて、ドアを閉め、散らかった書類を片付けていると、
自然に厨房の壁に貼ってあるポロの写真に目が留まる。
ポロがいとおしい！

懐かしい人が来店し、お花を頂いた。
心優しい人たちだ。
そんな人たちに囲まれ、生きてることに喜びを感じる。
そして、このお店で、そのような人たちを得ることが出来たことに
感謝の気持ちがわいてくる。
お店があったからこそ、出会えた人たちなのだ。



午後2時過ぎ、若者が一人自転車でやって来た。
三国岳に登ろうと京都から来たのだけど、
腰まである積雪に阻まれて、登れなかったという。
おなかをすかせて、わがKaze自慢の「オリジナル元気カレー」を食べて
元気に帰っていった。
自転車に乗って、登山に行く人もいるんだと、改めてびっくりである。

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