訪問ありがとうございます!
このブログは、「カフェ&ギャラリーkaze」のブログでしたが
廃業に伴い現在は、新規記事はなく、既存記事を保存中です。
記念碑として、活用中なので、分け入って楽しんでいただければ幸いです!
物寂しさを抱いて [生活]
2008年10月11日(土)
朝16度、曇りのち晴れ。すがすがしい風が吹きぬけていた。
じっとしているとさすがに多少肌寒いので、窓は閉めたままで営業。
月曜日が祝日で忙しいと思われるので、今日英会話講座のホームワークを
することにした。
店内にテキストを持ち出し、勉強。
途切れ途切れの学習だけど、とにかくホームワークは、完了。
昨日は、midori-yaさんを訪問した。
Midori-yaさんは、この10月で高島での営業を終え、
新天地へ引っ越すことになったので、閉店セールをしている。
Kazeで2度midori-yaさんのリース展をして、お友達になったのですが
新天地は和歌山なので、僕らは、少し寂しい気分である。
でも、midori-yaさんにとっては、希望に満ちた門出でもあるのだが。
新天地では、農業をやりながら、「暮らしの中の花」を追求していくとのこと。
場所は、熊野本宮の直ぐ近くだそうだ。温泉地も車で10分ほどのところにあり
新天地としては、最適な場所だと思う。
昔、僕らがよくドライブで出かけた所だ。
Midori-yaさんを辞して帰ろうとして、空を見上げると
暮れなずむ空には、きれいな雲が空を覆っていた。
入り口の看板の側では、名の知らぬ可憐な花がひっそりと咲いていた。
花も、なんだか寂しそうにしているように思えた。
帰り道は、棚田で有名な畑から、朽木村井に抜ける道を走る。
出口がなかなか見えない真っ暗で不気味なトンネルを抜けると朽木である。
道路には、崩れ落ちた石が散らばっている。中には一抱えもありそうな
石が崩落していて、やや危険な道である。
道中、一台の車とも出会わない寂しい山道である。
なのに、タヌキ君が車にしかれて、道路に屍をさらしたままだった。
かわいそうなので、車を止めて、「魂よ、安らかなれ」と拝む。
何処かに埋めてやりたいけど、道具もなければ、場所もない。
道の谷側を覗くと、断崖絶壁なのだ。
辺りにはすでに、夕闇が迫り、寒々とした風が吹き、
黒くなった木立がサワサワと風に揺れている。
遠くの空は、夕焼け中!
頭上には、黒雲が空を覆っていた。
ここは、まさに、もののけの世界だ。
山を下り、鯖街道で人家の灯を見て、
人間世界に返ってきたような気がして、なんだかホッとした気分。
灯りが付いて、温かな雰囲気のkazeに帰り着くと「峠の我が家」を
口ずさみたくなった。
家の中では、妻が明日の営業のためにカレーの仕込みに精出していた。
明日の準備が終わり、庭に出ると、庭は月の光りに照らされて、明るい。
Kazeの空は、雲もなく、月がひとり、輝いてい居るだけ。
近くで、鹿の鳴き声が時折、聞こえてくるだけである。
この月は、あのタヌキ君も照らしているのだろうかと、ふと思った。
朝16度、曇りのち晴れ。すがすがしい風が吹きぬけていた。
じっとしているとさすがに多少肌寒いので、窓は閉めたままで営業。
月曜日が祝日で忙しいと思われるので、今日英会話講座のホームワークを
することにした。
店内にテキストを持ち出し、勉強。
途切れ途切れの学習だけど、とにかくホームワークは、完了。
昨日は、midori-yaさんを訪問した。
Midori-yaさんは、この10月で高島での営業を終え、
新天地へ引っ越すことになったので、閉店セールをしている。
Kazeで2度midori-yaさんのリース展をして、お友達になったのですが
新天地は和歌山なので、僕らは、少し寂しい気分である。
でも、midori-yaさんにとっては、希望に満ちた門出でもあるのだが。
新天地では、農業をやりながら、「暮らしの中の花」を追求していくとのこと。
場所は、熊野本宮の直ぐ近くだそうだ。温泉地も車で10分ほどのところにあり
新天地としては、最適な場所だと思う。
昔、僕らがよくドライブで出かけた所だ。
Midori-yaさんを辞して帰ろうとして、空を見上げると
暮れなずむ空には、きれいな雲が空を覆っていた。
入り口の看板の側では、名の知らぬ可憐な花がひっそりと咲いていた。
花も、なんだか寂しそうにしているように思えた。
帰り道は、棚田で有名な畑から、朽木村井に抜ける道を走る。
出口がなかなか見えない真っ暗で不気味なトンネルを抜けると朽木である。
道路には、崩れ落ちた石が散らばっている。中には一抱えもありそうな
石が崩落していて、やや危険な道である。
道中、一台の車とも出会わない寂しい山道である。
なのに、タヌキ君が車にしかれて、道路に屍をさらしたままだった。
かわいそうなので、車を止めて、「魂よ、安らかなれ」と拝む。
何処かに埋めてやりたいけど、道具もなければ、場所もない。
道の谷側を覗くと、断崖絶壁なのだ。
辺りにはすでに、夕闇が迫り、寒々とした風が吹き、
黒くなった木立がサワサワと風に揺れている。
遠くの空は、夕焼け中!
頭上には、黒雲が空を覆っていた。
ここは、まさに、もののけの世界だ。
山を下り、鯖街道で人家の灯を見て、
人間世界に返ってきたような気がして、なんだかホッとした気分。
灯りが付いて、温かな雰囲気のkazeに帰り着くと「峠の我が家」を
口ずさみたくなった。
家の中では、妻が明日の営業のためにカレーの仕込みに精出していた。
明日の準備が終わり、庭に出ると、庭は月の光りに照らされて、明るい。
Kazeの空は、雲もなく、月がひとり、輝いてい居るだけ。
近くで、鹿の鳴き声が時折、聞こえてくるだけである。
この月は、あのタヌキ君も照らしているのだろうかと、ふと思った。
なんだか秋の季節と人との別れ。狸との別れ。
kazenotomoさんの心情が伝わってきました。
自然の、もののけの中にいると、人里の光や灯火にホッとしますよね。
自然は時にやさしく、時に恐ろしさを教えてくれる。
計り知れない存在ですね。
素敵な人生を送られていますね。
by novo (2008-10-16 08:10)
novoさんがそういってくれると人に出会ったようないい気分!
人間も自然の一部なんだということを教えられます。
だから、自然とうまく付き合うすべを学ばないといけないみたいです。
by kazenotomo (2008-10-16 15:51)