農業・林業の天敵! [動物たち]
2008年9月6日(土)
朝22度、晴れ。日中の最高温度27度。
目が覚めると秋の虫の鳴き声がにぎやかなこと!
昼になると蝉の鳴き声のにぎやかなこと!
一日で秋と夏が楽しめるというか、昼と夜の気温差が大きくなった。
人気のまれな山里のこの頃は、野生の動物達でにぎわっている。
さながら動物・昆虫達の楽園だ!
庭では、ススキが一斉に穂を出し、秋風に揺れている。
向かいの山を見上げると、早、紅葉?と思いきや、木が枯れているのだ。
それも松ではなく、杉や雑木である。
地球温暖化による異常現象だろうか?と思う。
僕らの知らないところで、静かに大きな異変が進みつつあるようで不気味だ。
しかし、身近で頭を悩ませているのは、鹿の害である。
今年は、鹿の子どもが増えたようで、子どもの群れまで出没する。
駆除しないので、鹿は増える一方で、日本全国でも甚大な被害を出している。
鹿は、イノシシや猿と違って、自然破壊をする。
花や木の葉を食べつくしていくからである。
植林をしても、鹿害防止の網を
張り巡らさないと植林した苗木をすべて食べつくしてしまい、
山には木が育たない。
伐採した山は、ハゲ山のままとなるのだ。
鹿害防止の昨夜・網を設置するにも大きな費用負担があり、
さらに、ともすると雪の害で柵等が壊れたり、
積雪のため柵を超えて鹿が入り込んだりで、万全でもない。
かって、朽木村が記念植樹をし、鹿害防止柵を設けていたのに
冬の間に、積もった雪の上から柵を乗り越え、鹿が侵入。
やがて、植樹した木は、一本も残らず枯れ果てた。
山だけではない、水田では、田植えの後の苗を食いつくし
人家の庭先に来て、花壇の花を食い尽くす。
おまけに、鹿は山ヒルを運んできて、
人家の玄関先でもヒルの被害にあうようになった。
農業を営む人にとっては、許しがたい加害者である。
それなのに、クマが一頭でたら、ニュースになるのに鹿の害については
ニュースにもならない。
余りにもありふれているからかもしれないけど、それだけに深刻な事態なのだ。
均衡をとるって、簡単なようで難しいんですね。
考えさせられました。
by お散歩 (2008-09-10 16:44)
先週の金曜日、kazeに行ったら、テラスの木の台が倒され
あたりにまだ青い柿の食べ残しが一杯散らかっていました。
留守の間に側の柿木のみを猿達がご馳走になったらしい。
去るの集団がテラスでお食事会を開いたようです。
予約は聞いてなかったんだけど・・・・(笑!)
by kazenotomo (2008-09-11 01:19)
環境の変化、シカの繁殖、クマが民家を襲う、猿が民家を襲う。
人と動物の関係って難しいと思います。
いつか答えが分かる日が来ると信じています。
農家の人達や植林されている方々、回り回って、街にいる私達も考えなければならない問題だと思います。
これは地球からのメッセージなんだと思います。
by novo (2008-09-14 22:20)
novoさんへ
novoさんのおっしゃるとおりだと思います。
メッセージをしっかり受け止めて、それぞれの立場から
応えていかなければと思います。
by kazenotomo (2008-09-18 00:28)